後藤
今日も学校か…
毎日が憂鬱だ。
俺の支えは佐藤だけ。
いつか2人で逃げ出したい
こんなに酷い生活なんて、前世でどんな事をしたのだろうか
それが気になって仕方なかった
後藤
お、おはよう…ございます
まただ
挨拶をしたのに、無視された
しろと言ってるのは相手側なのに
放課後、いつものように体育館に呼び出される。
…
おい、今日も覚悟してるだろうな?
後藤
は、はい。
またされるのだろうか
正直疲れた。
でも反応しないと何をされるかわからない
このまま死んでしまうのだろうか?
…
今日は傷くらいで許してやるよ
後藤
あ、あは…ありがとうございます、…
無理やり笑う
笑顔で取り繕う
それがするべき事だから
…
はっはは…あぁっはは!!
…
面白いなぁ?!そうだろ!!
佐藤
うぐっ…
どんどん身体に傷が増えてく
いつの間にか理性はなくなっていた
後藤
。。。
…
うわぁ゙ぁ゙ッやめてくれ、やめてくれえぇ!
されてきたことを仕返した
何回もやった
だって、嫌なことをされたらやり返すのは駄目じゃないと思うから
後藤
もっと!!もの足りないだろ!?
…
あがっ…
いつの間にか自分の手で人を殺めてしまった
そこからの記憶はあまりなかった。







