テラーノベル
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アメリカ
落下し、地面と彼の頭が接触して、暫くした後、
彼の身体が全て、破片となった。
アメリカ
破片となった彼の身体を、手に取る。
『_______お前は、まだ必要とされている』。
そんなの知ってるさ。
知ってる、けど。
アメリカ
アメリカ
アメリカ
アメリカ
アメリカ
ふと、彼の右眼だった破片を手に取り、集める。
二度とは戻らぬ右眼のパーツを手に取り、
地面にあった雪を接着剤に瞳をくっつけた。
アメリカ
黒い白目、鮮やかな青、
社会主義の象徴の鎌と槌。
すこし隙間があるものの、これで十分だろう。
不幸か幸いか、俺は...国だ。
なら、この程度ならちゃんと機能する。
アメリカ
全身の力を抜く。
…己の左眼に、右手を添えて。
アメリカ
きっと、痛いだろうな。
だけど。
俺は、自分の左眼をくり抜いた。
アメリカ
痛みによる悲鳴を、喉を圧迫することで潰す。
ぐちゃり、ぐにゅりと目玉を眼窩から取り出すと、
大量の血が、そこから吹き出た。
アメリカ
アメリカ
ぐちゃ。
俺の瞳を雪の中へと投げ捨て、
彼の瞳へと手を伸ばす。
そして、彼の瞳を、
右眼に優しく押し込んだ。
アメリカ
近くにあった水面へと、身を乗り出す。
そこには、
彼の左眼をはめこんだ、俺がいた。
アメリカ
今は左眼の視力などないが、
どうせちょっとしたら視力も回復しただろう。
国はこんな程度で視力を落としたりなどしないだろうし。
それに、回復しないならしないでもいい。
まだ、右眼があるからな。
アメリカ
_________『お前は生きろ。』
ソ連。
お前は、そう言ったよな。
_______________でも、
でも。
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