リューエル
……奇妙だな。
さっき悲鳴が聞こえたのに、人一人も居ない。誰かが連れ去ってしまった。それも考えられるけど…
リューエル
…罠か。
足音を立てずに近寄ってくる人物が1名。
不意打ちを避けられた時の対処をする奴らが3名程か。
怪しい男性
…残念だったなァ…?
声的に、男性か。 はぁ…口角を上げながら、愉悦に浸る表情が目に浮かぶよ。
流石に、変に抵抗するのは良くない。 両手を挙げ、降参の意を示す。
勝利を確信した様子で、 引き金が引かれると同時に銃が落ちる。
怪しい男性
くっ……お前ら、やっちまえ!!
銃口を此方へ向けてた奴がそう言うと、様々な物陰から人間が飛びかかった。
俺は真っ先に双剣を出し、峰打ちを食らわせ、俺にしか扱えない 特殊な鎖 で全員を縛った。
リューエル
さぁて…色々と吐いて貰うか。