コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
そこそこの学校、 そこそこの成績、 そこそこの人生。
でも唯一そこそこじゃないもの
それが、私のハナシ
なんと呼ぶのか、知らない
教室に入って、聞こえる声は 黄色くなど決して無い
いつもド黒い歓声ばかり
臨園
私の声は、これから始まる
江野宮
臨園
江野宮
最初に交わす会話。
一語一句違わず、必ずこの会話
授業を受けて、私はいつものように
宮嶋先生
クラス中
この先生のワガママに耐える
臨園
この先生、いつもこう。
ある時には学校にある全ての チョークを割り、 ある時にはグラウンドの 巻き込み生徒と草むしりするフリして雑談を交わし、
とにかくこうゆう人なのだ
テストの採点を間違えて高校に提出する、迷惑な人。
宮嶋先生
クラス中
クラス中
宮嶋先生
臨園
臨園
静かな家、 静かな声。
臨園
家はバイトして借りたアパート
バイトは今も続けてはいるけれど、 続かない
面白くなどない
臨園
臨園
いつか、 それが貰えればそれでいいのだ。
臨園
臨園
バイト先が学校だと何があるかわからないけど、稼げるなら文句は無し。
臨園
臨園
行くか行かないか
臨園
私は外へ出た