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時は早いものであれから 1週間が経過した。
幸いこの期間は誰かに 襲われることもなく 私は本来の家に戻り “いつも通り”の 日々を過ごした。
学校は最近、登校を再開し 変わらない日常を過ごしていた
筈だった。
教室
朝、私はHRのため 教室で担任の先生を待っていた。
「遅くね?何やってんだろ?」
しかし、今日はHR時間になっても 担任の姿が現れず、私を含む生徒は 全員不思議そうな顔をしていた。
???
そんな聞き馴染みのない元気な声で 教室に入ってきたのは 少し小柄な黒縁メガネの女性だった。
「誰?知ってる人?」
そんな動揺の声が聞こえる中、 その女性は口を開いた。
???
???
蠍
突然の自己紹介と担任変更に クラス中がザワつきはじめた。
蠍
蠍
蠍
蠍
蠍
閻魔
彼女の掛け声に応じて 入ってきたのは忘れよう とした悪夢だった。
侵略者
そう話すのは私のことを 全国指名手配した張本人だった。
私は怒りで声を荒げようとしたが それよりも先にクラス中の悲鳴が 響き渡った。
パニックで教室の外へ 逃げようとするも 窓とドアは鍵が掛かったかのように ビクともせず完全な 密室状態になった。
そんな混乱の最中、 口を開いたのは侵略者だった。
侵略者
「嘘つけ!この人殺し!」
「ニュースで見たぞ! 人間の頭吹っ飛ばしてたってさ!」
「私まだ死にたくないよっ!」
侵略者
侵略者
侵略者
閻魔
その瞬間、一気に 教室内が静まり返った。
それと同時に私は 「ああ、やっぱりか」と 思った。
学校に再び通えるようになり 見て見ぬ振りをしていた現実... それはクラスメイトの陰口や 校内中で囁かれる私の話。
私は自然と自分の感情に 蓋をしていたのだ。 いや、そういったことに “慣れていた”からかもしれない。
だから私は敢えて何もない “普段通りの日常”を演じていたのだ。
侵略者
侵略者
その言葉に対して各自 どう思ったのかまでは分からないが 私を含め全員が侵略者に対する 反抗心を無くしていたのは分かった。
蠍
彼女の声掛けで立ち上がっていた 生徒は乱れた机と椅子を 直しながら席についた。
蠍
蠍
蠍
蠍
閻魔
蠍
蠍
蠍
侵略者
侵略者
侵略者
侵略者
侵略者
侵略者
侵略者