の ら
こんにちは!
の ら
のらです。
の ら
アイコンが透明なのは気分です。
の ら
感動?です。
の ら
BL?です。
の ら
どうぞ!
🐰
…、
何度この景色を見ただろうか。
ここにたった時。
みんな口を揃えていう。
やめろ
と。
綺麗事をはいている。
今日こそ
僕は逝く。
🐰
僕を必要としなかった両親。
🐰
たくさんの傷を僕に負わせたクラスメート。
🐰
いないものとして扱った人たち。
🐰
みんなのストレスは全て僕のせい…
🐰
じゃあなこの世界。
そういって逝こうとしたとき。
🍷
…何やっとるん?
🐰
…逝こうとしただけ。
🍷
なん、で?
🐰
僕がいなくなればみんなが幸せになれるから。
この人も綺麗事をいって止めるんかな。
そう思ったとき
🍷
…分かる。
🐰
へっ?
🍷
俺も。
🐰
…
仲間が、いたんだ。
🍷
でも俺は死なない。
🐰
…なんでなん?
🍷
一回だけ死のうとした。
🍷
でも
🍷
その時にある男の子がいた。
🐰
…止めてもらったん?
🍷
嫌、そんなんじゃない。
🍷
彼は俺が逝こうとした瞬間まで何も言わずにただ空をみていた。
🍷
逝こうとした瞬間言ったんだ。
🍷
貴方はもう死んでるってな。
🐰
え…?
🍷
その言葉で俺は頭が混乱したよ。
🍷
そしてまた彼が言った。
🍷
生きるっていうのは自分のやりたい事をやって楽しむことを生きるっていう、と。
🍷
せめて生きてから死んだら?って言われたんだ。
🐰
、、
🍷
また彼に会えるまで俺は死なない。
🍷
“生きて”から彼の目の前で死ぬんだ。
🐰
…僕も“生きて”みようかな。
🍷
あぁ。応援してる。
🐰
ありがと…。
僕はそういわれたのにまた数週間後に生きれなくてここに来てしまった
🐰
やっぱ…無理だよ。
🐰
僕には“生きる”事が出来ない…。
🐰
あの世は楽しいかな…。
息を吸って吐く。
これが最後の呼吸だ。
🐰
3
🐰
2
🐰
1…。
💎
…。
🐰
…
ある視線に気づいた。
💎
どうしたの?
💎
死なないの?
🐰
…。
僕は振り向いた。
するとそこには僕と同じくらいの身長で水色から紫色のかかった髪をした少年がいた。
顔立ちは天使みたいな可愛い顔をしているが澄んだ水色の目からは強い志が見える。
🐰
他の人みたいにとめないんですか?
💎
え、とめられたいの?
🐰
いえ。他の人は全員とめたので。
💎
ふ~ん。初めてじゃないんだ。
🐰
まぁ…はい。
💎
…
💎
とめないよ。
💎
だって僕、君の事大切じゃないもん。
💎
君が死んだところで僕は悲しまないもん。
🐰
…そうなんですか。
💎
ん。
🐰
ではどうすれば貴方にとめられますか?
💎
…!
💎
クスッ
💎
あっはははw
💎
そんなこと言う子初めて。
💎
ん~とね。
💎
僕の大切な人になれば、かな。
🐰
では頑張ります。
💎
うん頑張って♪
🐰
あ、敬語はずしていいですか?
💎
もちろんっ!
🐰
僕の名前は初めまして兎とかいて初兎。
💎
僕はほとけ。
💎
いむくんって呼んで!
🐰
よろしくな、いむくん!
💎
うん!
💎
初兎ちゃん!
🐰
ちゃん…?
💎
うん!
🐰
えぇ…。
なぁありがとないむくん。
これで僕は…。
二度とこの場所には立たなくなった。
そして…。
“生きる”事が出来たよ。
end
の ら
気づきいた方も多分いると思います。
の ら
えぇもちろん青くんの彼はいむくんです。
の ら
閲覧ありがとうございました!