前連載の
狐 等の視点
それはいきなりだった
急に相方から
解散を告げられた
その数時間後
"亡くなった"
そう告げられた
何がどうなっているのかわからない
だって、さっきまで居たのに
まだ信じられなかった
また笑える
そう思ってしまった
翌日、事務所へ向かった
田
どうやら遺書があり
刀也さんと関わっていた人が
集められたらしい
ハピトリやろふまお
ピーナッツ君や
本間の葛也など
その他も大勢いた
改めて彼の人脈が伺えた
遺書には丁寧な字で
各々への思いが綴られていた
最後が俺の番だった
伏見ガク様
この手紙もこれで最後
まずはごめん
勝手なこと言って
でも最後に話したのは
がっくんが最後だったな、笑
一番、一緒にいたし
何よりも楽しかったです
がっくんと会えて良かった。
何でこんな決断したか分かる、?笑
君が好きだから
辛かった
このままだと
壊れてしまいそうで
傷付けてしまいそうで
ただこれだけは言っておくね
『愛していました』
色々、話したいこと
まだまだあるけど
そろそろいかなきゃ
有難う
こんな僕でごめん
彼女さんと上手くやれよ、?笑
_________でね、
涙が溢れてきた
これを書いていたとき
彼は泣いていたのだろう
涙で文字が滲んだりしていたから
最後、消しゴムで消されていたが
はっきり読める
『忘れないでね』
話したことあるなら生きててよ
最後の最後まで
彼は仲間思いだった
馬鹿だなぁ
君が好きだから
傷付けてしまいそうで
嘘ついて離れたのに
早く言っておけば良かった
また来世で会いましょう。_________
完
コメント
5件
切ない(´;ω;`)
やっと話追えたっ!! なんて儚い咎人なんだ……… 消しゴムで消してるところ照れ隠し感あってでも隠さなきゃ感もあって最高でしたっ!!(いつも通り語彙力消失)
本間ノ葛也のノ間違えたわ、