竜胆
...............
竜胆
なんだ?ここは?
そこには
このような赤と青の服を着た人形達と折り紙でできた蝶が動いていた
蘭
どうなってんだ?
ココ
信じられん
マイキー
これが2つ目か...?
鶴蝶
不用意に近づけれないな
鶴蝶
って!三途不用意に近づくな!
三途
あ''ぁ''?
三途
もう近づいち待ったじゃねえか
グググッ
三途
あ?何だこの人形?
三途
全員こっち見てきやがった
マイキー
!!!!!
マイキー
(何が起きるか、分からない!)
マイキー
離れろ!三途!
三途
!!!!!!!
三途
ウッス!
竜胆
なんなんだ?こいつら
竜胆
急に階段のところに並びながら歩いて来たぞ?
蘭
何するつもりなんだ?
ココ
とにかく戻るぞ!
マイキー
あぁ、
鶴蝶
........
竜胆
........
ココ
はぁ、はぁ、
蘭
気持ちわりぃ奴らだったな
三途
だいたいなんで舞喜は隠し部屋なんか作ってたんだ?
竜胆
........他の人にはできない2つ目ってあの人形のことか?
ココ
でも、人形を作るのは他の人は出来るぞ?
蘭
人形だって動かせれるぞ?
マイキー
...あのでかい人形なにか動かせられているって言うより、自分達の意思で動いているように見えた...
三途
........
鶴蝶
...てか、もうこんな時間か!
マイキー
...そろそろ寝るか
竜胆
俺はもうちょいここに残るわ
鶴蝶
俺も
三途
なら俺らは戻るからな
ココ
...眠
蘭
おやすみぃ
マイキー
...またあした
ガチャン
竜胆
...俺はもう一度あの隠し部屋に行くけど鶴蝶も来るか?
鶴蝶
あぁ、
竜胆
あの人形まだ遊んでるのか...?
鶴蝶
確かに首領が言ってた道理、自分の意思で動いてるように見えるな
竜胆
あぁ、
竜胆
この蝶だって、規則正しく動いてない。
竜胆
まるで...
鶴蝶
まるで...
生きてるみたいだ
ググッ
鶴蝶
な、なんだ?こいつら
竜胆
人形達から近づいてきた...?
鶴蝶
あ、竜胆危ない!
竜胆
え、
竜胆
ウォ!
鶴蝶
攻撃を仕掛けてきた…
竜胆
どうする?銃は今は持ってない
鶴蝶
...久しぶりに体を動かしか
竜胆
よし!
竜胆
人形の関節折ってやんよw
鶴蝶
ハァ、ハァ、
竜胆
こいつらカンフーか?
鶴蝶
いや、カンフーはこんな変な歩き方しないし、もっと動きが早いはずだ
竜胆
こいつらの動き遅い癖に何故か攻撃が当たっちまう...
鶴蝶
も、うダメ、だ
竜胆
俺、も
ピタッ
鶴蝶
?
鶴蝶
動き、が止まった
竜胆
?
竜胆
また、遊具で遊、んでる?
鶴蝶
と、と、りあえず戻る、ぞ
竜胆
お、う
竜胆
疲れた〜
鶴蝶
だけど、まあ、
鶴蝶
あいつらが生きてるって言う確信は持てたな
竜胆
あぁ、2つ目はあれだ
鶴蝶
だけ、ど、ちょっと眠、い
竜胆
俺、も
鶴蝶
(*_ _)zzZ
竜胆
(*_ _)zzZ
鶴蝶
んん、ん?
鶴蝶
もう朝なの、か?
鶴蝶
ハッ!
鶴蝶
おい、竜胆起きろ
鶴蝶
竜胆!
竜胆
んん、ん?
竜胆
なんだ...?
竜胆
鶴蝶?
鶴蝶
昨日の事覚えてるか?
竜胆
昨日?
竜胆
えっと........
竜胆
ハッ!
竜胆
そうだ!2つ目を見つけたんだ!
鶴蝶
そうだ、それで今何時だと思う...?
竜胆
え、6時?
鶴蝶
...3時だ...
竜胆
...嘘だろ。寝坊した...
鶴蝶
急いで仕事するぞ!
竜胆
おう!
誕生日1日前
舞喜
あれ?ここはどこ?
舞喜
暗い。嫌だ
舞喜
誰か助けて!
誰か...?
嫌われ者の私を誰が助けてくれるの?
どうして私は生きているの?
どうして私は〇んでないの?
舞喜
ハハッ
舞喜
もう嫌だ
舞喜
〇にたい...
舞喜
誰か私を〇して...
???
舞喜そんな事言っちゃダメよ?
舞喜
でも私生きたくない...
舞喜
それに私が〇んだって誰も悲しまない...
???
私は舞喜が〇んだら悲しいよ
???
...大丈夫!舞喜!
???
貴方には私がついてる!
???
そうだ!今日は私の事、貴方の事について全て話してあげる!
舞喜
私の事と、貴方のこと?
???
そうよ!まずは私の名前から
???
私の名前は舞鬼(マキ)
舞喜
舞鬼?
舞喜
私の名前と同じ...
舞鬼
それと先に言っとくけど
舞鬼
私と貴方は同一人物
舞喜
...だから見た目、名前が同じなの?
舞鬼
そうよ、
舞鬼
そして、私達は鬼の血をひいているの
舞喜
鬼...?
舞鬼
そう、だけど今はふたつに別れているわ
舞喜
...私が人間の血で貴方が鬼の血ってこと?
舞鬼
そういうこと。
舞喜
...でも可笑しくない?
舞鬼
なにが?
舞喜
貴方が私なら知ってると思うけど、隠し部屋に居てる人形達。別名、奇兵
舞喜
奇兵は私が作った人形
舞喜
奇兵が今動けているのは、私が魂を与えたから。
舞喜
だけど、この事は普通の人には絶対に出来ない
舞喜
それなのに私はできた。
舞喜
どういうことなの...?
舞鬼
それはね。
舞鬼
私達は今2分の1になっているでしょ?
舞鬼
鬼の血と人間の血で
舞喜
うん。
舞鬼
だから鬼の血が2分の1の体じゃ収まりきらないの
舞鬼
そこで鬼の血が収まるよう、少し貴方の体の中に入ったから貴方は少しだけ鬼の血を扱えるの
舞喜
そっか