放課後
私は部活が終わり、いつも通りrnとjpを待っている
rn
et
rnが手を振っている
その後ろにいるのは
いつもよりどこか元気がなく、
寂しそうな目をしているjp
et
jp
優しく、手を振ってくれる
et
et
席を立ち上がり
鞄を持って、肩に掛ける
jp
声がする方向を見ると
何故かいつもより焦っているjp
et
首を傾げて、問いかける
jp
jp
jp
et
衝撃の一言を告げられる
rn
jp
jpがrnに近づき、耳元で何かを話す
rn
rn
et
jp
どうしよう
私…
et
jp
rn
jp
rn
rn
rn
満面の笑みでそう話す
rn
そう言ってrnが廊下へ走っていく
jp
jp
et
実は、咄嗟についた嘘で
言い訳だなんて、何も考えてなかった
考えても出てこなくて
もう、ずっと頭の片隅にあったことを言うしかなかった
et
本当は、もっと後の予定だったんだけど
et
et
jp
et
et
jp
et
jp
et
jp
そう問いかけられる
et
息を呑む
et
しばらく間があく
多分、10秒間ぐらいだったと思うけど
1時間ぐらい長く感じた
jp
jp
et
jp
et
et
et
ドキドキしたのは、最初はyanさんだった
でも、気づいたら
いつも横にはjpがいて
安心できるのも、ドキドキするのも
いつの間にか、jpに変わっていた
何も言葉を発しないjp
あぁ…振られるんだな
私のこと…好きじゃないんだな
あぁ…そうだよね
だって…今までただの友達程度にしか思ってなかった相手から
今までただ笑い合っていただけの仲間から
告白…されるだなんて
そりゃ、好きじゃないよね
わかっていたのに
少し考えれば、わかることだったのに
なんで自分からこの関係を崩そうとして…
et
返事を聞きたくなくて
この関係性が壊れるだなんて
二度と話さなくなるだなんて
そんなの嫌で
この場から逃げ出したくなる
et
jp
ガシッと、手首を掴まれる
恐る恐る顔を見ると
真剣な表情だった
jp
et
今、ここで嘘ついて誤魔化す?
そうしてしまおうか
でも…こんなギクシャクした関係のまま
私の想いを伝えないだなんて
伝えられないだなんて
そんなの…
et
震える声でそう伝える
jpが驚いた表情で
でも、顔が真っ赤で
et
私は鞄の中から大事に取っておいた2枚のチケットを取り出す
そして1枚をjpへ向けて
et
et
震える声、震える手
震える目線も、しっかりとjpと合わせて
無理に優しい笑顔で微笑む
2人でいられるのがこれが最後だとしても
2人で話すのがこれが最後だとしても
最後はしっかりと、笑いたい
ずっと固まっているjp
どう振ろうか悩んでいるのだろうか
そう思うと、悲しくなってきて
涙腺が緩くなる
et
そう言ってチケットをしまおうとしたら
力強く、暖かい優しい手で私の手を握られる
jp
jp
et
jp
et
jp
jp
そう伝えてくれるjp
顔に熱が集まってくる
やっと通じた想い
jpは私の全てを受け取ってくれて…
et
必死に泣かないようにしていると
jpは優しい指先で私の頬を優しく撫でる
jp
ボソッと呟く
et
ずっと伝えられなくて
心の中で呟いては消えて
そんな言葉を、やっと
口にすることができるよ
今度は消えないように
大事に伝えるんだ
et
コメント
8件
いーやうますぎです😭😭😭 作って下さりありがとうございます✨️ 期待通りでした😭💕 本当にりりるさんの夢小説好きすぎるー!!!!!!!!
えええ!!感動的…✨ jp編ということはyan編もあるということか!
一応…jp編です… 上手く書けませんでしたごめんなさい🥺