隣 の 家 の お 兄 さ ん

いつものように ブラック会社で 働いて ボロアパ - ト で 暮らす日々 。 だが 、 夜中に コンビニ飯を買い 家へ帰った時 に 大家さんに 声を掛けられた 。

どうやら この ボロアパ - トに 新しく 入居者が 現れた ようだ 。 いつもなら 騒ぎ立てるような 人ではなかったが 、 今回は 若い男性で 尚 イケメンとのこと 。 正直どうでもよかった

27歳の アラサ - の私からすれば 、 若い男性なんて もう 釣り合わない 。

朝 いつものように 会社へ行こうと 外に出た時 だった

噂の イケメン入居者 とやら 人物だろうか

隣に 越してきたんだな 、と思い 会釈だけして 去ろうとした

‪”‬ お姉さん 朝 早いんすね - ‪”‬ と 人柄の良い 笑顔を 見せる

見るからに 大学生など その辺だろう

‪”‬ え - 下の名前 教えてくれないんすか ‪”‬ なんて絡んでくる

それにしても 背が高い 、 150cm代の 私からすれば 圧迫感を 少し感じる

‪”‬ これから よろしくお願いしますね ‪”‬ と 口角を上げて 笑う

なんだか 、 あまり 関わりたくないなと 感じて

とだけ 言い残して 会社へ 向かった

世間話をしたせいで 遅刻扱いとなり 、ハゲ上司に怒鳴られた 少し あの人を 恨んだ

それからというもの 、 ベランダや アパ - ト で会う度に 世間話を 試みてくる ものだから 呆れてきてしまう

相変わらず 反応がデカくて 明るい人だ

そう言うと 、 微妙な反応を見せる 。 ほら 、 やっぱり

5歳差なんて 、 今までで 1度もない

小さな声で 聞こえた 言葉が 消えない 。 歳を取らない 、 ？

癖の強い 笑い声 で つい 笑ってしまう

不思議な 人が 隣に来たな 、と 改めて 思わされた

‪”‬ 隣 の 家 の お 兄 さ ん ‪”‬ 𝚂𝚃𝙰𝚁𝚃