嫌いになんてなれない

スタート

………

え？ずっと一緒って言ったのに………裏切るの？

そんな簡単に騙されるの？私の言葉は信じてくれないの？

………

私、花崎 琉唯は仮名。バレないために名前を変えた、本名 泉川 瀬那

親は…私の相談に乗ってくれた。優しく見守って、先生にも言った。けど信じる人はいなくて、親は二人とも

首吊り自殺をした

幸せも何もかも失った…裏切られたそんな気持ちがいつまでも消えなかった、親のお参りは二人の結婚した日に行った。にぎやかで楽しそうな声が羨ましかった

そんな地獄な中学校生活は終わり、高校生になった。「おめでとう」の声をかけてほしい。何度そう思ったか…

いっそ私…死のうかな、そう思ったけど、親の分まで生きたいと強く願っていた、私は生きると決めていた

何組かな…

教室前

ガラッ

教室に入ったがなんの変わりもなくにぎやかだった

※入学式も終わっています。高２年です。名前は先生にこれで言って下さいと許可もらってます。

今 一人

昼が終わり

生徒会室

ガラッ

バタンッ！

屋上

すぐ抜けたいと思ったのは「昔の友達」に会ってしまったからだ。

そして

私の嘘の噂を広げ私を悪者扱いした、愛理、遥香…だ

遥香は会った時から分かっていた。高い声と浮かれた顔…今でも忘れない

私は…皆となんて居れない。会えて嬉しいけど、嫌われてるなら意味ないから…抜けたい。もう嫌

喜磨姫 杏奈(きまき あんな)と亜嘉間良 茉莉(あかまら まり)とは中学校の時の友達で中学２年生の時に離れてしまった大事な友達だ

3分後

キーンコーンカーンコーン🔔