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ただの引きこもり
96
立花
35
コンブ豆腐
コンブ豆腐
コンブ豆腐
コンブ豆腐
コンブ豆腐
コンブ豆腐
コンブ豆腐
コンブ豆腐
コンブ豆腐
コンブ豆腐
コンブ豆腐
コンブ豆腐
コンブ豆腐
コンブ豆腐
日本
最近、日本にはとある悩みがあった。
日本
それは下駄箱にポツンと入っている封筒に関連していた。
日本
日本が封筒を開け、中に入っている紙を広げてみた。
日本
その紙には、筆圧の強い字が書いてあった。
この前の決闘を忘れたとは言わせねぇ もう一度俺と戦えクソ野郎
日本
そう、日本の悩みは最近果たし状が自分の下駄箱に入っていること。
誰かが間違えて入れてしまったのか。そうであって欲しかった。
でも、数日前からずっとだ。 勘違いでここまで続くとは考えづらい。
日本
日本
日本が自分の下駄箱の前で立ち尽くしていた時。
ソ連
日本
日本を覆うような影、低く響く声。後ろから話しかけてきたのはソ連だった。
ソ連
日本
大きな手で自身の頭を抑えるソ連を見て日本は思わずソ連の傍に近付いた。
日本
ソ連
日本
ソ連
ソ連は日本の頭にポンと手を置いた。
ソ連
日本
ソ連
ソ連は日本の手に持っていた紙に視線をズラした。
ソ連
日本
ソ連
日本
ソ連
日本
日本
ソ連
日本
日本
ソ連
ソ連
ソ連
日本
日本
ソ連
ソ連
日本
ソ連
日本
ソ連
日本
ソ連
ソ連
日本
日本
ソ連
ブツブツと呟く日本を見てソ連は眉間に皺を寄せた。
そして日本に近付き、腰を持ち上げた。
日本
ソ連
日本
ソ連
日本
ソ連は日本の両足の間に自分の右足を踏み込んだ。
そして、自身の胸に抱き寄せた。日本の顔が大きな胸筋に埋まる。
日本
ソ連
日本
日本
ソ連
日本
顔を真っ赤に染めながらも自身の背中に腕を回し、抱き締め返してくれる日本を見てソ連は愛しそうに目を細めた。
ソ連
ソ連は日本の首を指の腹でなぞった。 日本の体がビクリと跳ねる。
ソ連
ソ連の189cmの巨体。それは160cmの日本を包み込むのにちょうど良かった。
ソ連は檻だった。日本を閉じ込めるための、檻。
それでもソ連は無理矢理閉じ込めはしない。日本に自分を恨んで欲しくないから。
天下のソ連。最恐で最強のソ連 それは高校一年生の時からずっと呼ばれている。
それが今、日本という貧弱な青年の虜になっている。
ソ連
ソ連
ソ連
日本
自分の腕の中にいる日本の驚いた顔を見てソ連はフッと笑った。
ソ連と別れた後、日本はいつも通り1年A組の教室へ向かっていた。
日本
日本は廊下を歩くスピードを少し速めた。 そして2年A組の前を通ろうとした時。
女子生徒達
女子生徒達
女子生徒達
日本
なにやら2年A組の教室の前で人だかりができていた。
日本
少し気になったが、間に合わないといけないと思い、教室の前を通り過ぎようとしたが。
ドイツ
イタリア
日本
背後から聞こえたのはドイツとイタリアの声だった。 日本が体をクルリと反転させると、ドイツとイタリアはニヤニヤと笑った。
ドイツ
ドイツがそう2年A組の教室に向かって呼びかけると、ドタドタと大きな足音が教室の中から聞こえてきた。
アメリカ
日本
アメリカ
日本
イタリア
後退りする日本をイタリアは素早い動きで隣に立ち、肩を組んで止めた。
日本
アメリカ
イタリア
イタリアはある1枚の写真を掲げた。 それを見たアメリカはギリギリと歯を噛み締めた。
アメリカ
イタリア
イタリアが意地悪な笑みを浮かべた瞬間、アメリカの堪忍袋の緒が切れた。
アメリカ
イタリア
アメリカはイタリアの胸ぐらを掴み、持ち上げた。アメリカは183cm、イタリアは180cm。あまり大差ない身長だった。とてつもないパワーだった。
イタリア
ドイツ
アメリカ
アメリカ
イタリア
ドイツがアメリカを抑えようとした瞬間、衝撃でイタリアの手から写真がすり抜け、地面に落ちた。
3人は気付いていなかった。日本は3人が揉めてる間にその写真を拾い上げた。
日本
その写真は。
日本
日本
それは高校一年生のアメリカと高校二年生のソ連だった。
目つきの悪い目、目立つタトゥー、あきらかな禁煙。今とは全く違ったアメリカだった。
日本
日本は写真を手に、ドイツとイタリアと揉めているアメリカに近寄った。
日本
アメリカ
日本の手元に視線を落としたアメリカは膝から崩れ落ちた。
きっとこんな自分を見せたくなかったのだろう。何故ならあの頃の自分が嫌いだったから。
でも、日本は違った。 膝立ちで座り込むアメリカに日本は駆け寄り、アメリカの頬に手を添えた。
アメリカ
日本
アメリカは目を見開いた。 日本はにぱっと眩しいほどの幼い笑顔を見せた。
アメリカ
日本
日本
日本
日本
アメリカ
その言葉を聞いた瞬間、アメリカの心臓がなにかに貫かれた。
アメリカはいつもとは違う、犬のように日本に抱きついた。
アメリカ
日本
その光景を見ていた女子生徒たちはヒソヒソと話していた。
そしてドイツとイタリアは。
ドイツ
イタリア
ドイツとイタリアは少しのモヤモヤを胸に、日本とアメリカを見つめていた。
しばらくして4限目が終わった頃。 日本は昨日と変わらず食堂へ来ていた。
日本
メニューの品が乗ったお盆を両手に、辺りをキョロキョロと見渡していると。
ロシア
日本
聞き慣れた低い声の方へ振り向くと、2人席に堂々と座るロシアがいた。
ロシア
日本
ロシアがヒラヒラと手招きすると、日本はまるでペットの犬のようにトテトテとロシアのいる席へ向かった。
日本
ロシア
日本
お盆をテーブルに置き、日本はロシアの向かい側にちょこんと座った。
日本
ロシア
日本は困惑していた。何故なら席に座った途端、ロシアは日本を真っ直ぐ見つめてくるから。微塵も他の方を向かないから。
ロシア
日本
日本はパキッという音を鳴らして割り箸を割った。そして視線の先にあるうどんを啜った。
日本
もっちゃもっちゃとうどんを噛み締める日本だったが、上手く喉を通らない。ロシアがずっと見てくるからだ。
日本
ロシア
日本
日本がようやくゴクリとうどんを飲み込むと、ロシアはフッと笑った。
ロシア
日本
コテンと首を傾げる日本にロシアはクスリと笑うと、いきなり身を乗り出して日本の顎を掴み、クイッと上げた。
日本
ロシア
日本
ぶわわわっと真っ赤に染まる日本の顔。ロシアはそれすらも愛おしいと感じるようだ。
日本
ロシア
日本
ロシア
ロシアは日本に顔を近付けた。ロシアと日本の唇の距離が2センチほどになる。
日本
ロシア
日本
唇との距離が1センチ未満になった時。
ロシア
日本
チュ、と音が鳴った。 しかし、キスをされたのは唇ではなかった。唇より少し横にずらしたのだ。
日本はロシアから開放されると、自身の唇の横の肌を触った。
ロシア
日本
軽いキスだけで日本は目元に涙を溜めた。真っ赤な顔で涙目。それはロシアの加虐心を煽るのに充分すぎた。
ロシア
ロシアはペロリと舌舐りをした。
ロシアが日本を見つめていた理由。それは加虐心が疼くから。無防備に食べ物を頬張る日本も、犬のように近寄ってくる日本も。
全て、ロシアの欲を煽るから。
日本
ロシア
日本
ロシア
たしかに辺りに人がちらほらと集まっている。ロシアはさっきとは違う、殺気に溢れた瞳でギロリと睨んだ。
生徒たち
生徒たち
生徒たち
日本
ロシア
低く、重たい声色で全員に響くくらいの声量で呟くと、辺りは凍りついた。
ロシア
生徒たち
生徒たち
食堂にいた生徒たちはやがていなくなり、そこにはロシアと日本しかいなかった。
ロシア
日本
日本
日本
ロシア
日本
ロシア
ロシア
ロシア
日本
ロシア
日本
ロシア
日本
ロシア
ロシア
日本
ロシア
日本
ロシア
日本
ベトナム、その言葉は日本にとって聞き覚えがあった。
ロシア
ロシア
日本
日本
ロシア
日本
ロシア
日本
ロシア
日本
絶対に会いたくない、そう思っていた日本だが。
後にベトナムとは出会ってしまう運命に縛られていた日本だった。
放課後。 日本は下駄箱にて靴に履き替えていた。
日本
日本
日本
日本はハァ、とため息を漏らし、学校の玄関扉を抜けた。
学校から離れた頃、いつも通りのオレンジ色の空の下を歩いていた。
ここはポーランドボール高校の生徒なら誰でも通る道。だから誰が通っても違和感はなかった。
日本
でも、こんな早く出会うとは誰が想像できたか。
知らない男
???
???
???
その人物は指が出ている手袋をつけた手で、知らない40代半ばほどの男性を片手で首を掴んでいた。
???
???
日本
その人物が男性の首をぎゅうっと締め付けた瞬間、日本の体は勝手に動いていた。
日本
???
日本の言葉を耳にしたその人物は男を放し、日本の方へ顔を向けた。
日本
その人物の瞳は恐ろしいほど黒かった。誰も映さない、全てがゴミにしか見えないような冷酷な目だった。
???
日本
日本
???
その人物は日本の目の前に歩み寄った。その人物はアメリカに及ぶほどの長身で、日本を見下ろした。
???
その人物は日本の細い首をガッと掴んだ。
日本
日本
???
日本
ぎゅうっと首が締められる。呼吸が上手くできない。涙が流れ、顔が赤くなっていく。
日本
???
???
???
日本
日本
視界がぼやけ、意識を失いそうになった時。
ドゴッ!!
???
大きな音が響いた。日本の首を絞めていたその人物は吹っ飛んだ。
日本
首を絞めていた人物が吹っ飛ばされた反対方向を向くと。
大阪
大阪
日本
荒い息を繰り返す大阪だった。どうやら首を絞めていた人物と日本が見えて急いで来たらしい。
???
大阪
その人物は首を片手で抑えながら立ち上がった。首にヒットしたのだろう。
???
大阪
???
大阪は若干虚ろな目をした日本を抱き上げた。
大阪
???
するとその人物は急に興味を無くした顔をした。
大阪
???
???
大阪
大阪の声は怒りに満ちていた。日本を抱きしめる腕が無意識に強くなる。
???
大阪
???
大阪
???
日本
大阪
大阪はまだか細い息を繰り返す日本を強く抱き締めた。そして相手をギラリと睨んだ。
大阪
大阪
???
???
???
大阪
その人物の背中を大阪はジッと見つめた。
日本
大阪
大阪は腕の中にいる日本を見た。細く、白い首にはくっきりと赤い痕がついてしまった。
大阪
それを見て大阪は歯をギリギリと噛み締めた。
大阪
大阪
日本
大阪
大阪
日本
日本
大阪
大阪
大阪
大阪は日本をギュッと抱き締めた。 風が吹き、大阪のイヤリングがチャリンと音を鳴らして揺れた。
大阪
日本
大阪
日本
大阪
日本
大事そうに抱き締める大阪に日本は動揺を隠せなかった。しかし、安心して欲しいと思い、抱き締め返した。
大阪はそれだけで顔が緩んだ。
元々は狂犬だった男達。それが今、日本によって柔らかくなっていった。
1人の脅威を覗いて。
コンブ豆腐
コンブ豆腐
コンブ豆腐
コンブ豆腐
コンブ豆腐
日本
コンブ豆腐
日本
コンブ豆腐
コメント
30件
ごめんやっぱ大阪だわ
日本ちゃんがまともでなんだか辛い…… 鈍感&いつ刺されてもおかしくない誤解させるような言動よ。 日本ちゃん気をつけたまえ……… あ、元ヤンが多いから「ヤベー不良達」なのね。 ロシアが理性ちゃんとあって助かったよ。 まあ第一なかったとしても独占欲とかで私が想像していることにはならないと思うが… ロシアいつか絶対するよね!? それはそうとして日本ちゃんの首絞めたから許せんなあ…って気持ちと、「いいね…👍」って気持ちが混同して複雑な気分。 あと、大阪がイケメンすぎる…! ザ・悪役みたいなことを言う、多分東南アジアにある国も大好き…… とりあえず多分前イラストに載ってた人が「???」だよね? イラスト毎作品ごとに載ってるくらい最近多いね? 嬉しいよ。 しかも暗めでしょ色合い…… え?天才。かっこいいし。 更新頻度高いと思ってた🙄 私は、コンブ豆腐ちゃんの健康が一番大事だから、自分のペースで小説も絵も描いてくれたら嬉しいからね! 息抜きも大事だし。無理せずに頑張ってね👍 さすがコンブ豆腐! 私が求める作品を平然と描いていくッ そこにシビれる!あこがれるゥ!
見るの遅なりましたわ!!!😱 とりあえず神ですね、ほんと絵うますぎて尊敬なんで弟子にしてください🙇 あと最後日本ちゃんとうるさいがハモってしまいました🤭(これ運命の出会いという物じゃ…いや日本ちゃんにはたくさんの彼氏が…💏)