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俺が昔から変わってたのは知ってた。
周りから見て理解されないような部分があるのも知ってた。
だから俺は嫌われていたし、仲良いやつも離れていった。
それでも、自分を変える気はなかった。
それでいいと思ってた。
そうは思ったけど、やっぱり孤独はなれなかった。
いつか俺を認めてくれる人に会えると信じてた。
その為にはやっぱり動かなきゃって思ってYouTubeを始めた。
動画投稿しているうちに仲良くなってコラボしたりする人も居た。
俺はそれで十分幸せだと思ってた。
でも、心のどこかには”これじゃない”って思いがあった。
そんな俺の心の思いは気付かないふりをしていた。
”これ以上求めてもないもない”と思っていたから。
でも、求めないようにって思うほど、俺は苦しくなっていった。
その孤独にどうしても耐えられなくて外へ出た。
結果は雨が降っていたせいで気分は何も変わらなかった。
むしろ落ち込んだかもしれない。
でも、誤魔化しきれない自分の気持ちに気が付けた気がした。
雨が降ってるのに傘もささずに外に出て。
なんだか寂しくて涙が出る。
そこでようやく”限界だった”って気付いた。
ここにいても何も無いと思ったので、家に帰ることにした。
帰り道ふと誰かに言われたことを思い出す。
友達
知ってるよ。
でも、幸せなんて俺には来ないから。
夢見させるなよ。
友達
嘘じゃん。離れていったじゃん。
それが優しさからの嘘だったって言うのも今じゃわかるけど。
相手に苦痛与えてたことに気が付かなかった俺も確かに悪いけどさ。
そう考えてるうちに家に着いた。
俺は何もするやる気がなく濡れたままの体のままベットに寝転んだ。
結局、俺が知っていることは
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苦しい苦しい、って言って相手が離れたら相手が悪いみたいな顔してさ。
いつでも悪いのは俺。知ってるよ。
でも、たとえ悪者でも俺だって人間だから。
寂しいとも思うんだよ。
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明日には何か変わってないかな、って考えもするよ。
どうせ無理だって、分かってるのに。
そんな俺にも転機が訪れた。
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最初はちょっとした出来心だった。
受かるなんて思いもしなかった。
俺を認めてくれる人と出会えるなんて思いもしなかった。
沢山のリスナーに囲まれて、大好きなメンバーに囲まれて俺は今幸せです。
いつかの俺に伝えてあげたかった。
俺には仲間ができるよって、
幸せになれるよって。
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