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うそつき

なんでこんなこと…

あいつは…優しいやつだったな…

また……あの時のように一緒にいれたらな…

(そう言っても…あいつは帰っては来ない)

………………

ご飯の味がしない

(何かが物足りない)

(こうなったのはあいつが死んでしまってからだな……)

………

(………………)

ごめんな………

(俺らには気に入っていた奴がいた…)

(幹部でもないがとても愛嬌があるやつで誰にでも好かれていた)

蘭さ〜ん!

どうした?

実は……

困っていることがありまして…

俺に解決出来そうなことなら

もし解決できなかったら出来なかったら望月あたりにでも頼め

そう言って頂いて嬉しいです…!

実は………

春千代さんに嫌われているみたいで……

は??

いきなり言われても困りますよね…

いや、別に……

嫌われてるってどんなことがあってそう思ったんだ?

私が近付くと睨んだり塩で返してくるんです………

私何かやっちゃいましたかね?

解決って………出来そうですか?

う〜〜〜ん

あいつは元々ボス以外には塩対応だしなぁ

そうですかぁ……

零は少し悲しそうな表情を浮かべる

(どうにかしてやりたいが…)

(嫌っている理由が分からないとどうしようもねぇしなぁ……)

はぁ………しょうがねぇなぁ

何か解決策が?!

いや、そんなものじゃないけど

なんで春千代がお前に塩で返すのかを聞いてきてやるよ

………!

ありがとうございます……!

トントントンッ

春千代

春千代

誰だ?

俺だ

春千代

なんだ……蘭か

なんだってなんだよ

まぁいい

お前……………………

零のこと嫌いなのか?

春千代

………………

春千代

なんでそうなった

零から聞いたんだ

零がお前から嫌われている、どうすればいいかって

春千代

そうか………

春千代

……………………

なんで零の事が嫌いなんだ?

春千代

………………あいつは

春千代

いや…………

春千代

……

春千代

別になんでもいいだろ…

零が何かやってしまったかなって言ってたんだよ

春千代

………………

春千代

悪ぃが……

春千代

あいつの名前を俺の前で言うな

は??

春千代

不快な気分になるんだよ!

零がお前に何かしたのかよ

春千代

………………

ッッ

何も自分にやってきてないのに相手を嫌うなんて………

見損なった

春千代

っっ………

じゃあ、俺はもう行くから

蘭が出て行った

春千代

………………

(正直、何もやってきていない相手を嫌うのはしょうがない時もある)

(生理的に無理とか…)

(ただ、俺と仲が良い奴だったから嫌われているのが気にいらなかった)

ただ、それだけだった

そしてある日三途は零を殺した。

勿論そんな事をして梵天の利益を少なくしたのだから

三途……

いや、

春千代は

梵天から

鉄槌を下された

(処刑は俺、九井で行われた)

九井

お前が梵天を裏切るだなんてな…

春千代

ふっw

春千代

俺が裏切った……か

春千代

はははっw

蘭は今にも泣きそうな顔をしていた

春千代

そんな泣きそうな顔すんなよw

春千代

殺されんのは俺なんだぞw?

九井

お前は

九井

なんで笑っていられるんだ?

春千代

ん~………

春千代

大好きだった

春千代

マイキーが……ボスがいて

春千代

毎日仕事をこなして……

九井

じゃあ何で!!

春千代

だからだよ

春千代

この環境が壊されるのが嫌だったんだ

春千代

このままでは全て消えてしまう気がして

あいつは…お前の思っているよりも良い奴なんだ

春千代

ふっw

春千代

そうなのかもなw

春千代

でも、俺はあいつを殺した

春千代

俺はお前らの敵になるような行為をしたんだ。

春千代

殺すなら…

春千代

いつもどうり普通に殺してくれよ

春千代

俺は………

裏切り者なんだから

……………

九井

ッッ………

裏切り者には鉄槌を!!

バンッ!

春千代

……………

(三途が死んで梵天での日々は対して変わらなかった)

(強いて変わったことといえば仕事の量と静けさだった)

あ"~~

もう疲れた……

九井

うるせぇよ

九井

黙って仕事しろ

チッ

お前2日寝てねぇだろ?

少しは睡眠とったら?

その分俺がやっといてやっから

九井

九井

(どうするか……)

九井

………………………

九井

……………むり

強制

九井

…分かった

はいはい

九井

……

九井

ありがとな

礼なら寝たらいっぱい仕事さえしてくれれば大丈夫だぞ♡

九井

チッ

バタンッ

………………

静かだな…

蘭が仕事をしていると突然

バタンっ!

……あ"?

???

死ねぇえ!!

???

俺らの大切な秘書を殺して!!

チッ!

ほかの組が乗り込んできたのか!!

(……?)

(俺らの秘書?)

(誰のことだ?)

(裏切り者を殺す時は裏切り者の個人情報を全てあぶりだしているはず…)

???

そこにいるのは…………

ッッ

(そんな事を考えている暇はねぇ!)

(今はこの状況をどうにかしないと…)

(ちょうど銃は手元にあるこれを当てれば……)

(……あ)

(俺銃使うの苦手なんだった!!)

(誰かの打っているところを見て真似て今までやってたから…)

(今回は想像で……か)

(梵天の中で一番銃が美味いのは……ボス…なんだろうけど見た事ねぇんだよな……)

(………三途)

(あいつの打っているところを見るのは凄く"好き"だったな………)

(あいつの打っているところを想像して……)

蘭が敵の前に出て銃を放つ

裏切り者には梵天の鉄槌を!!

(元々仲間じゃねぇけど)

バンッ!

???

グッ………

流石に心臓には当たらなかったか…

まぁいい、質問をさせてもらう

ひしょ

九井

おい!!

九井

何事だ!!

…………

えぇ…

質問しようとしてたのに…

九井

え…………あ

九井

なんかすまん

まぁいいや

お前俺らがお前んとこの秘書を殺したって言ってるけど秘書って誰のことだよ

???

は?!

???

気づいていなかったのか?!

???

ならなんで!!

質問に答えろ

???

ッッ

???

…………零だ

???

覚えているか?

???

あいつにはお前らを殺せと命令してたんだよ

…………

………………………

は?

う……そだろ?

って言うことは…

三途は……春千代は俺らを守って??

(あいつは気づいていたんだな…)

ッッ

そして乗り込んできた組は全員処刑された。

春千代は分かっていたんだ

あいつが裏切り者だって

でも、俺らは気づいていなかったそして俺らはあいつを気に入っていたから…

俺らを気づつけないようにしたのか…

自分が裏切り者だって言ってまで……

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