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短小説

第1話 - 短小説

2021年01月17日

#🍒🍒🍒

🔔りなねこ🔔

宮治

なぁ葵海、

葵海

なんや？

宮治

最近、ツムと話とらんけど、なんかあったん？

葵海

別れた、

宮治

はぁ！？

宮治

な、なんでや！？

葵海

振られた、

宮治

そうなんか、

葵海

うん、だから話してない、

葵海

ツムもバレーで忙しそうやし、

葵海

最近ほかの女の子とよく話してるし、

葵海

私もうんざりやったからちょうど良かったわ、

宮治

そうなんか、葵海は何部やったっけ？

葵海

バスケ、

宮治

せやったか、葵海って何か習い事しとるん？

葵海

剣道、柔道、合気道、空手、

宮治

ヤバ、強いやん、

葵海

そうかな、

宮治

おん、

葵海

そのせいか、私は怖がられるねん、

宮治

ま、まぁ、怒らせたら怖いよな、

葵海

北さんも怖いよなー、

宮治

それは同感や、

葵海

‪wじゃあ私、そろそろ寝るね、

宮治

おん、おやすみ、

葵海

おはようございます、

クラスメイト

ヒソヒソ、

クラスメイト

葵海ってモブ子のこと虐めたんでしょ？

クラスメイト

そうらしいよ、

クラスメイト

あの子のことだから怖いよね、

クラスメイト

けど、バスケ部全員は

クラスメイト

｢葵海はそんなことやっとらん｣

クラスメイト

って言ってるらしいよ、

クラスメイト

なんで葵海の味方するんやろ、

葵海

（はぁ、また虐めかよ、）

葵海

（もう飽きたわ、）

葵海

（ん？机の中になんか紙が、）

葵海

《放課後、体育館裏に来て、モブ子より、》

葵海

（金属バットかで殴られるんかな、）

宮侑

……

宮侑

（モブ子！嘘つきやがったな！）

宮侑

（葵海と別れれば何もせーへんって言ったクセに！）

葵海

（眠っ、サボろ、）

葵海

ﾄｺﾄｺ（教室を出る）

葵海

ﾄｺﾄｺ

北信介

おい、葵海、

葵海

なんや？こっちは眠いんよ、

北信介

うちのマネージャーを虐めてなんなん？

葵海

（あっ、そっか、モブ子ってバレー部のマネだっけ、）

葵海

虐めてなんかいませんよ、

北信介

嘘つくなや、モブ子が泣きながら傷とか見せてきたで、

葵海

そうですか、

北信介

ええ加減にせい！（葵海の胸ぐらを掴む）💢💢

葵海

さっきからなんなんですか？

葵海

後、手、離してください、

北信介

モブ子に謝るまで離さへんで、

葵海

あー、ハイハイ、後で謝りますから、

葵海

後、喧嘩売るんだったら買いますよ、

葵海

勝つのは私なんで、

北信介

クッ！（手を離す）

葵海

ﾄｺﾄｺ

葵海

チビのクセに喧嘩売るんじゃねぇよ、

葵海

で、体育館裏に来たけどなんなん？

主

（めちゃくちゃとばしてごめんね！許してちょ( ᵒ̴̶̷᷄꒳ᵒ̴̶̷᷅ )🥺）

モブ子

ねぇねぇ、あんたのせいでツムが全然元気ないんだけど、

葵海

そんなの知らんわ、あっちが振ってきたんやから、

モブ子

ツムがあんたを振ったのは私のせいだよ♥

葵海

は？どういう意味や、

モブ子

簡単だよ、私が

モブ子

｢葵海と別れないと葵海がどうなるか、｣

モブ子

って言って脅したんだよ♥

葵海

そんなことしてなんになるんや？

モブ子

は？どういう意味よ、

葵海

お前、ツムが付き合ってくれないからって殴ったりしとるんやろ？

モブ子

な、なんでそれを！？

葵海

ツムの事だからよー分かるで、

葵海

日に日に痣や傷ができとるからや、

モブ子

まぁ、そんなこと言っても、ツムはもう私のもんや、

葵海

ツム、出てきぃ、居るんやろ、

宮侑

なんで分かったん？

葵海

足音、

葵海

ツムはバレーのせいか、足音が小さい音やねん、

葵海

それを聞き分けたんや、

宮侑

お前、凄いな、

葵海

ツム、下がっときぃ、

宮侑

なんでや？

葵海

お前、下がらないとまた殴られるで？

宮侑

分かった、（下がる）

モブ子

ツムの代わりにあんたが犠牲になってくれるわけ？

葵海

違うわ、今からお前を倒すだけや、

モブ子

は？（金属バットで葵海を殴ろうとする）

葵海

ﾋｭｯ（葵海はそんなのを簡単に避ける）

葵海

私の大切な人を傷付けたこと、

葵海

後悔しぃ、（そう言うとモブ子の腹を殴る）

モブ子

ｸﾞﾊｯ、こんなことしてみんなはあんたの味方にはならない、

葵海

何言っとるんや、これ、LIVE放送してるで？

モブ子

は？

葵海

LIVE放送、簡単に言うとこの学校、全員が、

葵海

今の状況を見てたって訳や、

モブ子

クソッ！お前なんか、○ね！（葵海に向かってカッターを投げる）

葵海

はぁさっきので懲り懲りしとらんかったのか、（避ける）

葵海

いいか、よく聞け、

葵海

お前は私の好きな人、いや、大切な人を傷つけた、

葵海

二度と私、ツムに近寄んなや、

葵海

近寄ったら56す、

葵海

ツム、行くで、

宮侑

おん、ﾄｺﾄｺ

宮侑

葵海、その、

葵海

なんや？

宮侑

助けてくれて、ありがとうな、

葵海

別にこれくらいええんや、

宮侑

その、もし良かったら、

宮侑

もう一度、俺と付き合ってくれませんか？

葵海

待ってたで、ﾆｺｯ

宮侑

葵海ー！大好きやー！ｷﾞｭｯ

葵海

私もやで、ｷﾞｭｯ

主

その後葵海は学校の全員に謝られましたとさ、

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