りこ
ただいまー
かずき
『...あ。お姉ちゃんだ...』
かずき
おかえりなさい!お姉ちゃん!
お母さん
あら。お帰り。りこ。
お母さん
そうだ!今日お母さんお出かけしてくるわ。2人でいい子にして待ってなさいよ!
お母さん
りこはお姉ちゃんだから大丈夫ね。かずきもちゃんとお姉ちゃんの言うこと聞くのよ!
りこ
はいはい。わかったよ。うるさいな
かずき
わかった。
お母さん
それじゃ、行ってくるわよ!
かずき
行ってらっしゃい!
ガチャ。
かずき
ねぇねぇ!お姉ちゃん!一緒にゲームしようよ!
りこ
は?なに?話しかけてこないで
かずき
『えー。お姉ちゃんなんでいつもこんなに冷たいんだろ...』
かずき
わかった。ごめんね。邪魔しちゃって
数分後...
かずき
そろそろ夜ご飯食べない?
りこ
うるさい。夜ご飯くらい1人で食べてなよ
かずき
『はぁ...一緒に食べたかったな...。』
かずき
わかった。
かずき
...いただきます。
かずき
『もう慣れたけどやっぱり寂しいな。』
数分後...
かずき
『足音が聞こえる!お姉ちゃんだ...!』
かずき
お姉ちゃん!お姉ちゃん!なんでいつもそんなに冷たいの?
りこ
お前が嫌いだからにきまってるじゃん
かずき
でも...!
りこ
もういちいちうるさい!喋りかけるな
かずき
そっか。わかった。
かずき
『そうだよね。いつもいつもうるさいよね。お姉ちゃんが言ってることが正しいかも...』
カチャカチャ...
りこ
え?なんの音?
りこ
かずき!なにやってんの?
かずきの顔はグチャグチャだった。
かずき
え?お姉ちゃんが冷たくするから気にしてもらえるようにしたの。
りこ
ばかじゃないの!
かずき
これでお姉ちゃん僕のこと心配してくれるようになったよね!よかった!