もつ鍋屋
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みんな、みんな、 理解し合えない者とは仲良くしないのは当たり前。
それでも、 それが違うと言いつけ、 無理矢理でも同じ意見にするのは やっぱりどうかしてると、 自分は思う。
大昔の事、
彼奴が好きだったんだ、 ずっと、 ず っ と、 傍に置いておきたい程、 自分は彼奴を愛していた。
それなのに、____
どうしてなの?
どうして君は
秋田 ''僕'' から 逃げようとするの?
山形 ''彼奴'' は 昔周りから理解されず、虐めを受けていた。
だから僕は君を守ろうと必死に抵抗して荒らげていた。
そして僕が抵抗するほど、周りの奴らは段々と僕を理解出来なくなっていた。
でも、それでいい。
彼奴に被害が減るなら、 それで良かった____。
そして彼奴への周りの虐めはなくなった。
僕はますます、彼奴が好きになっていった。
虐めがなくなって 時々、笑顔を見せてくれる、 その笑顔が僕を照らしてくれる太陽のような笑顔だったのだ。
そして段々と僕は彼奴に執着するようになって?いったのだ。
全てを知りたい、 また彼奴が嫌な目にあっていたら… 僕が護りたい。
バシッ
手を…退けられた。
何が…あった?
『 いい加減に、してくれッッ! 』
誰かが声を荒げてそう言っている。
何か、…あったのか____
『 もう目を覚ませよッッッ!!! 』
そうすると、いきなり視界が明るくなる。
気が付くとそこは、 川?いや滝かな? そんな場所で首を締め付けられていた。
当然苦しくて濁点混じりの声が森に響く____。
秋田
森の中____、 雨が降ってきて 2人で一緒に濡れていく…。 雨が口に入り、声がもっと出しづらくなってきた。
秋田
岩手
岩手
いきなり首から手を離され呼吸がしづらい。 な、何で岩手がこんな事を...?
秋田
岩手
岩手
秋田
岩手
秋田
秋田
秋田
岩手
岩手
岩手
岩手
秋田
これで全てが分かった。 自分が岩手をこんなにも守りたいと思ったのも、 全部、 僕が 二重人格だったからなんだ。
だから岩手... 気付いてよ。
君の言っているその僕は 僕では無いんだよ____
あは、 もう言っても遅いよね。
こんなんだから 理解して貰えず、周りからは逃げられるんだ。
現実を見せつけられて 事実を知り、 そのままタヒぬなんて 最悪なタヒに方だよ____。
そう言って僕は人生に幕を下ろした。
もつ鍋屋
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コメント
5件
二重人格だと!?!?全然思い付かなかった… とっても毒々しい物語や…めっちゃ最高やん!!!!! 本当の気持ちが分からない岩手と、傷付けてしまう秋田……結ばれなさそうで、ちょっと好きかも((