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#pp
Sara
1,759
味覚消失 ksk編
ksk
siorの企画でスイーツを食べている時だった
ky
hr
ksk
美味しい、のか
まあこいつらはそう感じるのかもな
fj
hr
ksk
おかしい。
何も感じない
ksk
ky
ksk
hr
酸味がしない
どうなっているんだ、これは
fj
ksk
今までに食べたもの、飲んだものの記憶が走馬灯のように蘇る
あの感覚はもう味わえないという現実に襲われる
ksk
ksk
ky
hr
hr
fj
ksk
せめて一つはあってほしかった
自分でも、誰でも、何でも、
怒りと悲しみの行き着く先があればよかった
hr
ksk
一生このままなんてゴメンだ
俺は迷う間もなく病院に行った
医者
ksk
医者
医者
ksk
目の前にいるのは俺を治してくれる存在だ
それなのに、今は現実を押しつけてくる鬼のように見えてしまう
医者
ksk
医者
俺は思わず息を飲んだ
医者
ksk
医者
俺はまず治るという事実を噛み締め、次の苦しい治療という運命に困惑した
医者
医者
医者
味覚を失った直後のように、食べ物の走馬灯が流れる
この思い出を諦めたくないと俺ははっきり思った
ksk
ksk
医者
医者
医者
医者
ksk
迷っている暇はなかった
未来も過去も諦めないためだった
ksk
ky
ksk
hr
fj
ksk
文字でのやり取りは、対面より本音を隠すのが簡単だ
hr
hr
ky
fj
ksk
ksk
ksk
ky
まあ、こうなることは想像できてたけど
翌日
先生はあんな風に言ってたけど、
意外と痛くないんだな
ksk
そんなわがままを考えていた時だった
fj
ky
hr
ksk
俺は先生から貰ったホワイトボードとペンでやりとりをした
ky
ksk
hr
fj
hr
hr
fj
ky
ky
ky
ksk
ksk
二日目。
誰かと自分の声で話をできないのが、少しだけもどかしい
三日目。
そろそろいつもの飯が食いたい
四日目。
まるで空っぽになってしまったようだ
五日目。
どうして俺はこんな治療をしている?
胸の中に、悪魔の囁きがこだまする
諦めてしまえばいいと
六日目。
もういっそ__
ky
ky、いつの間に
ky
ky
こいつは昔から勘鋭いからな
隠せるわけがない
ksk
ksk
hr
hr
fj
でもあいつは躊躇いなく続けた
ky
ky
ky
諦めたくないんじゃねーのか?
その通りだ。
流石kyだな
ksk
ksk
ky
fj
こいつらがいてくれてよかったよ
七日目。
医者
医者
一週間振りに、自由を手に入れた気がした
ksk
ksk
俺は真っ先にsiorメンバーの元へ向かった
ksk
fj
hr
ky
hr
ky
ky
ksk
fj
思い出を諦めなくてよかった。
コメント
1件
いやあ、もう胸がぎゅっとなりました…。味覚を失ったkskさんの苦しみが本当にリアルで、特に「固形の柔らかい水を食べてる感じ」っていう表現、すごく伝わってきました。治療の七日間、声も出せずにホワイトボードでやりとりする描写が切なくて。 でもkyさんたち仲間がいてくれてよかった。kyさんの「諦めたくないんじゃねーのか?」って言葉、刺さりました。最後の退院後のシーン、kyさんが泣いてるの隠そうとするところ、じんわり来ましたね。思い出を諦めないkskさんの強さに、こっちも勇気をもらいました。素敵なお話をありがとうございます🌷