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匿名監察記録資料

第拾九話

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鬱「…ところで近海さん」

鬱「ぺいんとさんとらっだぁの記憶はどうするんですか?貴方の能力で思い出させるんですか?」

近海「…まずはらっだぁさんの記憶を戻します。ぺいんとさんは日常国の仲間を覚えているのならそっちの方がまだマシです。らっだぁさんは名前など思い出せたとしても、私達のことをぺいんとさんのように完全に分かりきっている訳ではありません」

博士「らっだぁさんを最優先とします」

鬱「…なるほどおkです。」

鬱「あと…脱出日はいつで…?」

博士「…来週にあるイベントの時です。」

博士「鬱先生、あちら側に脱出の日を伝えて加勢してくれと行ってくれますか。1人か2人だけ国内に潜入してその他は国外で待機していて欲しいです。」

鬱「了解っす」

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博士「鬱先生」

鬱「うぇ?!」

博士「ごめんなさい、言い忘れてた事があって…ちょっとSCPお話したいのですが」

鬱「…分かりました。気をつけて下さいね」

博士「大丈夫です、私は博士なんですから」

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博士「こんにちはSCPー狂い目の境さん、暫くは人型収容監禁施設に留まりますが居心地は良くて?」

境「……居心地以前に全部が不愉快で仕方がねぇよ」

博士「まぁそうですよね、」

博士「自己紹介が遅れましたね、初めましてSCPー狂い目の境さん、私はこの実験施設をまとめる博士です。」

博士「いきなりですが貴方に質問をします」

博士「貴方の記憶は私達が消したと思っていますか?」

境「……いいえ」

博士「…別に貴方がはいと言っても私は危害を加えません、約束します、それでも貴方の答えは『いいえ』でしょうか?」

境「……はい」

博士「そうですよね」

博士「良かったです。SCPー狂い目の境…いえ」

博士「日常国の総統様」

境「…ッ俺をどうするつもりだ」

博士「どうも何も悪いことはしませんよ」

境「じゃあなんで俺を連れてきた、お前は何しに来た、俺をどうするつもりなんだよ!」

博士「…私は貴方を助けに来たんですよ」

博士「貴方の身に起こることを私が教えてあげます。」

博士「ここの実験施設ではSCPから能力を奪い他の能力者に渡す実験をしています。貴方は能力を奪われるのです。」

博士「能力を移す事でさえ激痛が走ります。それがまた元の持ち主に戻すとしたら倍痛いのですよ。何故なら1秒だけでも無能力者になってしまっているから」

博士「いくら元の能力の持ち主でも無能力者になってしまった体はそもそも能力を取り入れる収容場が無いのです。だから痛みは体に大きな穴を開けられるような痛み」

博士「元々能力者にはあるけれど無能力者には無い、だから倍痛い、そしてその痛みのせいで麻痺状態になり後遺症で体の何処かが不自由になってしまう体になってしまう可能性も低くは無いのです。だから無能力者へのこの実験は禁止されています。」

博士「だから、私は貴方の能力を取られないように助けに来たのですよ。」

境「何故お前は俺にそんなに構うんだ?」

博士「総統ならば察して欲しいのですが、貴方は記憶がないことを自覚しているのですよね?」

境「…ああ自分の国以外のことを思い出せれない、同盟国も親も故郷も自分の事も」

博士「私は貴方の同盟国の幹部なのですよ。」

境「助けに来たってこと?」

博士「…まぁそうですが本来は貴方ではなかったんですけどね」

博士「私は実験者側の経験があるだけで偽物です。私がここに居るのは私達の総統が記憶を消されここへ連れてこられたので仲間と一緒にここへ潜入しています。」

博士「本来は貴方はここに居ませんでした。SCPは化け物の人だけ、ですが貴方は人間でした。」

博士「貴方は人間だったんです」

博士「貴方について分かることは、貴方自身から化け物になったとしか考えられないです。記憶が消えたのは副作用か化け物になった体への負担から記憶が消したと見られます。」

博士「もしくはここの実験施設のあるこの国の人からそうされて、SCPになりここに来たとしか考えられないです。」

博士「でも、助けに来た私達の総統は記憶を消されでも研究員に居ます。貴方というぺいんとさんも記憶を消したのならば、研究員でも良かったはずなんです。だから貴方自身でそうなられた可能性が高いです。」

博士「貴方の質問には答えました、本題へ入ります」

博士「脱出するのに協力してくれますか」

博士「私の能力は医療で前回復です。外見の治療は魔力消費が少ないですが、内側の治療は魔力消費が多く、特に心臓や脳の回復は治す規模が限界より超えていると治せません。」

博士「でも貴方は記憶喪失、貴方が少しでも覚え出せたら規模は狭くなり記憶を覚え出せます。」

博士「貴方の記憶を戻してあげる代わりに脱出に協力して下さい、勿論貴方の国にも返してあげます。」

博士「文句はありますか」

境「…いえ」

境「協力します。貴方とその仲間も教えてください」

博士「…運営国の近海の鯖と言います。近海さんと呼ばれています。」

博士「同じく運営国のみどりくん、きょーさん、コンちゃん、レウさんが居ます。」

博士「ただその4人は元々化け物だった為SCPとして潜入していてこちらからは話せませんが、過去のSCPから奪ったテレパシーをコンちゃんに渡していて、意思で会話できるようになっています。」

博士「次は我々国の鬱先生、鬱先生は記録者側です。鬱先生も元々はここに居ない方でしたが、貴方が行方不明になり貴方がここに居ると行方を発見したのはその鬱先生です。」

博士「鬱先生はサポートとして来て、記録者側に居ます。」

境「なるほど、」

博士「そして最後、私達がここに居る一番の理由である、」

博士「運営国総統のらっだぁさんです。」

博士「らっだぁさんが記憶を消されたのは、戦争があり長々と続いて負傷者増え、この××国に救助を出していました。××国は古代総統から同盟関係だった為油断をしていて、襲われ今に至ります、」

博士「らっだぁさんは連れていかれ、みどりくんは両眼負傷、腹刺され、片脚刺され、きょーさんは両眼、両耳負傷、レウさんは背中にデカい傷と首からと頭からの大量出血、コンちゃんは片腕刺されただけで居てくれた、特にレウさんときょーさんは死ぬところでした」

境「…」

博士「まぁ話はこれで終わりです。ではまた今度」

境「…ああ」

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らっだぁ…か

なんか聞いたことあるな

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匿名監察記録資料

第拾九話

らっだぁ短編&長編集1 リクエストあり 我々だ、日常組、ら民 OK

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