鬱病

⚠︎ 最初から過去出て来ます

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誰か僕達の事見つめてる？

話しかけてみよう。

僕が笑顔で男の子の所に行くと、その男の子はびっくりも何もせず表情を何一つ変えずに僕の事を見つめている。

すると、2人が僕の事に気が付いて僕の所へと向かって来た。

僕は男の子に声をかけた。

そう聞くとその子は顔を横に振る。

その後すぐに男の子は口を開いた。

3人のこと嫌いらしいよ

アメリカ君、僕達の事嫌いだったんだ…

今までは親友ってくらい仲が良かったのに。

もしかして、僕達の事嫌いだけど気を使っていたのかな…

僕達何か酷い事したかなぁ…？

2人ともこそこそ何か話してる。

仕返しに虐める、かぁ…

いい案かも…！

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あの時から虐めてたよね。

最初は軽かったから、相手は虐められてるか分かんなかったと思うけど。

徐々に虐めがエスカレートしていって…

最終的にはこうなってるって訳。

私、なんであんなノリにノったんだろう。

今考えても、分からないまま。

ベッドに仰向けになって、寝転がる。

虐めなきゃ良かったって何度も思った。

でも、周りのノリから外れたら、きっと私まで虐められるんだろうなって思って、結局虐めるの辞められなかったんだよね。

アメリカさんの事助ければ良かった。

私達の所為で辛い思いしてるんだし。

虐めてたのは私達だけじゃない。

中国さん達や、ドイツさん達も虐めてた。

あんな大勢から虐められていたのに、よく平気そうでいれるよね。

まあ、きっとカナダさんのお陰なんだろうけど。

どうせ、中国さんやドイツさん達もカナダさんから嘘で言われた事信じてるだけだろうけど。

ネガティブな発想で気分が悪くなっていた時、扉が開いた。

兄さんだろう。

お粥を持って来てくれたのだ。

と言って兄さんは部屋から出て行った。

私は兄さんが作ってくれたお粥を口に運ぶ。

やはり、兄さんが作る食べ物は美味しい。

元気が出る。

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お粥を食べていたら、だいぶ体調が良くなって来た。

これなら、明日も仕事に行ける。

………

明日の朝、アメリカさんの家に行こうかなぁ。

あの続き、話した方がいいし。

…よし、行こう。