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辰哉side
辰哉
辰哉
道の奥に輝く何かが浮いている
俺は好奇心に負けて近づく
辰哉
何かの結晶のような裂け目のような 黄色くキラキラしたものが 目の前に浮いている
手を伸ばしてみると 静電気のようにバチバチしている
辰哉
電気を感じ手を引っ込めようとしたが 吸い込まれているように離れない
辰哉
触れた手がひかる何かに吸い込まれた
辰哉
辰哉
周りを見渡すと俺が 引っ越す前の街にいた
あいつと過ごした気がする街…
辰哉
辰哉
辰哉
辰哉
辰哉
ありえないことが 一気に起こりすぎて 何が何だかわからない
考えてもわからないことを ずっと考える
あいつ?
辰哉
あいつ?
いきなり後ろから声をかけられた
この街にはまだ誰かいるのか?
あいつ?
あいつ?
あいつ?
辰哉
「ふっか」
あいつが俺のことを呼ぶ時のあだ名
あいつ?
服を引っ張られ後ろを振り向く
そこには小学生ぐらいの ちょっと顔の怖い子供が立っていた
辰哉
あいつは俺と同い年だから 今高校生のはず…
あいつ?
あいつ?
あいつ?
は?俺が子供?
もう高校生だぞ? お前の方が子供だろ?
辰哉
なんか体小さくね?
辰哉
あいつ?
あいつ?
あいつ?
あいつ?
辰哉
こいつは俺が思ってる あいつなんだろうけど…
名前が出てこない……
辰哉
その時ランドセルについた 名札が見えた
岩本 照
辰哉
辰哉
照
照
照
辰哉
何がどうなってるんだ?