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エイトリ夢小説です!
基本ゲームのストーリー通り進みます
なのでエイトリゲームのストーリーわかんない方でも楽しんでいただけると思います!!
注意⚠ 原作ガン無視 キャラ崩壊 エセ口調 意味不な設定出てくる 原作では出てないあだ名(?) でてくる 楓、椛両方います
それでもいい方のみどうぞ!
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わたしの演出でふるえるまで!!
七星
七星
私、七瀬七星(ななせななせ)はSNSを開き観た映画の感想を調べる。
苗字と名前が一緒なのには……まあ深い事情があるので気にしないで欲しい。
七星
しばらく感想を読み漁っていると気になる文が目に入った。
この映画、演出が良くない。脚本自体は面白いから演出良かったら凄くいい映画だったのに
七星
私は興味本位でコメントを開く
この子昔天才演出家って言われてた子でしょ?
やっぱ才能って枯れるんだな
なーんかパッとしないよなぁ
見ていられなくてコメントを閉じる
七星
私は演出が好きだ、将来は演出家になりたいと思っているくらいには
でも、世間はそんなに甘くない。 趣味で演出の案を書いているSNSアカウントは長くやってるのにフォロワー30人と、悲惨である。
七星
私は現在高校3年生で、浜あすなろ高校に通っている。
七星
私は椅子から立ち上がり、クローゼットを開く。
もう既に2年間を共にした制服を取り出し、袖を通す。
リボンも、入学したての時は結ぶのが難しかったがもう慣れたものだ
着替え終わり、私は鏡の前に立って髪型を整える。
あまり髪型とかは気にしないのだが、最近前髪を切りすぎたのでちょっと恥ずかしい。
七星
私は机にある眼鏡をかける。
丸い黒縁の、この子とはもう5年くらいの付き合いだろうか。
クローゼットを閉めて、深呼吸をする。
リュックを背負ってスクールバックを持つ。
七星
私は玄関の外へ足を踏み出した。
朝の日差しに照らされて
爽やかな風に背中を押されながら歩く。
そんな時なんだか人が集まっているものだから、少し気になったので寄ってみることにした。
……遅刻したらまあそのときだろう。
七星
今日はハマの0区長の就任式をやっているらしい。
ハマは今、2年連続で誘客数ハードルをクリア出来ておらず
観光特区に残れるかの瀬戸際だ。
地方から来たような人も、全国テレビの人たちも
みんなが注目している。
正直、現区長は頼りがいがなかった。
今では支援金も最低ライン、区長の交代でなんもかなるものなのだろうか
しかも20歳……。不安しかないな。
お待たせしました。新区長に就任する大黒可不可の登壇です。
あの人が新区長……。まだまだ若い。東京8区長の目つきも……なんだか厳しい。
大黒可不可
大黒可不可
大黒可不可
人を惹き込むのが上手い。夢中で話を聞いてしまう。
そんな時、驚くべきことを言ってのけた。
大黒可不可
何を言っているのだろうか。
そんなの、ただでさえ貧乏なHAMAがやっいけるわけない。
大黒可不可
大黒可不可
大黒可不可
やばい、遅刻する。
時計を見たら既にHRまであと5分である。
七星
私は走り出した。
そのとき、0区長である大黒さんと目が合った気がした
彼は何故か、ニヤリと笑っていた。
七星
我ながら大きなため息である。
私の走った努力は水の泡、
遅刻により反省文を書く羽目になってしまった。
七星
七星
先生はドアを開けて外に出ていってしまった。
七星
しばらくして、私は書き終えて帰ろうと思った。
七星
ちょっと休んでから……と思い、私はスマホに手を伸ばす。
七星
演出案投稿しているSNSアカウントに通知が来てる……!?
七星
私はるんるんでアカウントを切り替える。
七星
その通知の内容は
"HAMAツアーズ"というある会社からのDMだった。
七星
DMの内容は……
"こんにちは"
"HAMA0区長兼、HAMAツアーズ社長の大黒です。"
"Shitiseiさんに我社の専属演出家となって頂きたく、このメッセージを送らせていただきました。"
"もし少しでも興味があれば、HAMAツアーズ本社にお越しください。"
"僕の話を聞いてから検討していただいても構いません。"
"どうか前向きな検討をよろしくお願い致します。"
七星
七星
私に……!?専属演出家……!?
夢の演出家に……!?
しかも……あのHAMAツアーズで……!
七星
朝見たコメントが頭をよぎる。
私なんかがやってHAMAツアーズの評判を下げてしまったら……
七星
ダメだ、こんな弱気じゃ
今度こそ夢を叶える。
絶対にやってみせる。
成功させてみせる。
私の生存価値を、努力の成果を。
世界に知らしめてやるんだ。
七星
私は両手で自分の頬を叩く。
じんじんする痛み、気合いが入る。
七星
HAMAツアーズの会社の場所を調べる。
よし、大丈夫。
リュックを背負い、スクールバックを持って私は走り出した。
夢に向かって、これがきっと大きな一歩になると信じて。
見てくださってありがとうございました!
これからたくさん書いていきたいと思っていますので、見てくださると嬉しいです!
コメント、♡すごく励みになりますっ!
それではまた次のお話で!