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ツキネ

え、えっと…

ツキネ

ここは…?

ラン

ん?さぁね〜

ツキネ

ゑ。

ラン

なぁ。

ツキネ

はい?

ラン

お前。

ラン

○にたいんだろ?

ツキネ

ビクッ

ツキネ

い、いや…?

ラン

フッバレバレだよ。

ツキネ

…そうですよ。

ラン

どうしてだよ。

ツキネ

もう、嫌いなんです。

ツキネ

勉強もまともに出来なくて

ツキネ

失敗作なのに生きてる自分が。

ラン

へ〜。

ツキネ

ラン

でもさ、

ツキネ

ラン

”失敗作”…なんて。

ラン

いないと思うんだけど…w

ツキネ

へ…?

ラン

だってさ。

ラン

1つだけでも、出来てることあるでしょ?

ツキネ

…無いに決まってるじゃないですか。

ラン

フーン…

ラン

俺は生きてるだけですごいと思うけど?

ツキネ

ビクッ

ラン

自○○しちゃたりする人。

ラン

とにかく辛くて生きてる価値がないんじゃないかって思ってる人。

ラン

仲間がいない…そんな人でも誰か1人でも悲しんでくれる人もいると信じてる。

ラン

でもさ、そんな中でもそれに耐えて生きてるだけでも凄いと思う。

ツキネ

…!!

ツキネ

ポロポロ

ラン

あ、

ツキネ

ズズッ

ツキネ

ご、ごめんなさい…

ツキネ

つい…

ラン

思う存分泣きな。

ラン

なにも考えずに

ラン

泣くだけで楽になるよニコ

ツキネ

ウワーーーンン

その日は思う存分灰谷さんの腕の中で泣いた。

声を荒らげて、声が枯れるまで。

安心したようで、

いつの間にか深い眠りに落ちていた。

起きると…

いつもと変わらない、

静かな住宅街が見える。

いつもと変わらない。

ベランダが見えた。

ツキネ

夢…だったのか…?

夢でもリアルすぎる。

そんな疑問を抱えながら

いつも通りの日常の中だけれど。

あの…1つの夜で。

少し…大人になった気がした。

時は過ぎ

今は一人暮らしを始めた。

今でも…あの夢は記憶に残っている。

灰谷…さん。

毎回毎回、

夜寝る度に思い出す

1つの苗字。

会える訳…無いのに…笑

その日は声を○ろして密かに泣いた。

ツキネ

トコトコ

今日もいつも通りの日常になる。

朝早くから仕事に行き、

1回家に帰り、

コンビニで弁当を買って食べる。

そしてまたバイトに行く。

夜は1つの苗字を思い出す。…

でも、そんな日常も大好きだ。

???

”また”…逢えたね。

ツキネ

え…

でもこれからは…

思い出さなくていいみたい。

”失敗作”は夢を見る_。

完結。

この作品はいかがでしたか?

150

コメント

1

ユーザー

完結です!! 今回も沢山の♡ありがとう♡ 出来るだけ早く完結したかったから長めになっちゃった? 続編・番外編を書く予定はありません! 最後の人は誰でしょうか…!? 他の作品も見ていってみてね💕

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