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月詠 涼
684
設楽理沙
910
#夫婦
46
次の休み
藤原さんに指定された場所へやって来た
ここ……ジム。
入り口で待っていると
中へ入っていく人たちがジロジロと私を見ていく。
みんな引き締まった体で
颯爽と中へ入っていく中、
……私、絶対場違い!
そんなことを思っていると
藤原綺斗
スウェット姿の藤原さんがやって来た。
雨宮結衣
藤原綺斗
そう言うと
藤原さんはさっさと中へ入っていく。
雨宮結衣
私はその後ろを、しょんぼりついて行った。
入会手続きを済ませ、着替える。
藤原綺斗
雨宮結衣
言われるまま、測定器に乗る。
ピピッ。
表示された数字は――
藤原綺斗
藤原さんはスマホに数字をメモしている。
ご、ごじゅうはち……?!
そりゃ、こんな見た目にもなるよね……。
藤原綺斗
淡々と尋ねる藤原さん。
雨宮結衣
藤原さんは、一瞬目を見開いた。
でもすぐに、
藤原綺斗
真顔で言う。
藤原綺斗
雨宮結衣
藤原さんの指導のもと
私は今日から
本格的なトレーニングを始めることになった。
雨宮結衣
きついー!!!
軽くストレッチをしてから、筋トレ。
そして、そのままルームランナー。
藤原綺斗
隣では
涼しい顔で走り続ける藤原さん。
あなたと私は別の生き物なんです!
そう大声で叫びたかった。
藤原綺斗
雨宮結衣
足が止まりそうになって
思わず転びそうになる。
雨宮結衣
とにかく、無言で足を動かした。
ーーーーーーーーー
藤原綺斗
座り込む私の横で
藤原さんは平然としている。
藤原綺斗
そう言うと
何事もなかったように筋トレへ戻っていく。
藤原綺斗
雨宮結衣
ま……じ……。
これ、コーチっていうか……
鬼……。
コメント
3件
おつかれさまです、latteさん!第4話読みました。 「藤原さん、鬼〜!」って思わず声が出ました(笑)。でも厳しさの奥にちゃんと結衣さんのことを考えてる感じが伝わってきて、この距離感、すごく好きです。体重のシーン、一瞬目を見開く藤原さんの反応に彼なりの驚きと覚悟が滲んでて、グッときました。運動初心者の辛さがリアルで、一緒に息を切らしてる気持ちになりました。次回も楽しみにしてますね🌷