幽々猫
曲パロ
言の葉を紡いで
幽々猫
あっという間終わってしまう人の儚い人生…
微睡んだ泡沫
幽々猫
その人生の中で
旅人迷い込む御伽の深い霧
幽々猫
無い霧の様に進むべき道も失い
差し伸べた掌 そっと触れる予感
幽々猫
手探りで進む中
一筋の光とも言える言える出会いを触れたのだ
一筋の光とも言える言える出会いを触れたのだ
受け止めて零れた光のひとしずく
幽々猫
だが心を癒してくれたその人の) 微笑すら時の流れに儚く消え行く。
微笑んだ幻 想いの果てる場所 まだ遥か遠くて
幽々猫
行く道ははるか遠く
求め探して彷徨ってやがて謳われて
幽々猫
私は死に、 誰かがそんな私(達)のことを 詠うのだろう。
幾千幾万幾億も旋律となる いつか、失い奪われて消える運命でも それは忘れることなき物語
幽々猫
儚く消行く私(達)や その生き様は いつしか時の流れに埋もれて行くだろうが それは確かにそこに存在した 永遠の物語なのだから。
触れる誰かの夢 刻まれた思いの こだまだけが響く 言の葉を紡いで 微睡(まどろ)んだ泡沫 旅人の名前を お伽噺(とぎばなし)と云う 求め探して彷徨ってやがて道となり 幾千幾万幾億の英雄は行く いつか失い奪われて消える運命でも それは忘れられる事なく此処にある 求め探して彷徨ってやがて謳われて 幾千幾万幾億も旋律となる いつか失い奪われて消える運命でも それは忘れられる事なき物語
幽々猫
そうして消え行く私もまた その人生の中で、 今はもうここにはいない誰かの (詠われた)人生の軌跡に触れるのだ そうやって私たちはみないつの日にか 御伽噺と呼ばれていくのだ。 (私たちは人生の中で正解や 生きる目的やその他の何かを) 求めて彷徨う。 そして私の歩いた後は道となり その(私の切り拓いた)道をこれから 何人もの英雄が歩いて行くのだ。 いつかは死ぬ運命でも 確かに今はここにあるのだ。 儚く消え行く私(達)や その生き様は いつしか時の流れに埋もれて行くだろうが それは確かにそこに存在した 永遠の物語なのだ。