ニキりちょ

なんとか着いたけど…

久しぶりに開くパソコンは1年ぶりくらいに開く感覚だった

正直入りたくなかった

入るのが怖かった

みんなに何か言われるんじゃないかって 不安で仕方なかった

ほんとはそんな事ない

元気なんて1ミリもなかった

しんどい…抜けたい…みんなの会話についていけなかった

始まってしまうのか

そう思う自分がほんとに嫌いだ

そんなことを思っていたら配信は始まっていて

俺に話すターンが回ってきた

こんな他愛もない会話を繰り広げてる中君だけが何も言わなかった

始まったら一瞬で楽しい時間は過ぎてった

1時間後

久しぶりに喋ったからかなんだか変な気持ちだった

でも

そんなコメントを見つけてからは 何も考えられなくて

配信の記憶は全然残ってなかった

やっと終わった…

みんながそんな会話をしているうちに俺は抜けようと思った

本当はやりたい訳なかった

でもみんなが心配するから

迷惑をかけるから

俺に断る権利なんてなくて

俺がやるくらいなら18がやった方が絶対に良いに決まってる

そう思った

ほんとはまだ話したいと思っている自分がいることに驚いたけど

でももう正直きつかった

誰かに必要とされたのは久しぶりな気がした

でも、もうしんどかった

そう思って俺はまた眠りについた

起きたらもう朝で

起きることが怖く感じてしまった

このまま目覚めなければ…なんて思って

また1日を過ごす

そう思いまた配信部屋へと急いだ