[ー○○sideー]
『天使ちゃーんっ!今日は何して遊ぶー?』
元気に話しかけてくる、悪魔さん。
「んー…なにしよっか(笑)」
天使と悪魔。仲が悪くて敵同士なんて、誰が決めたのだろうか。
悪魔だって優しいし、天使だって投げ出したくなるときだってある。
『じゃあさじゃあさ!』
『隠れんぼしよっ!』
「えー…(笑)またぁー?(笑)」
いつもいつも隠れんぼ。まぁ、楽しいからいいんだけど…(笑)
『じゃあ天使ちゃんが鬼ー!』
「またぁー?(笑)」
『じゃあ10秒ねっ!』
「はーい(笑)」
「いーち…にぃー…」
悪魔さんは、羽があるから、どこにだって行ける。
けど、それじゃ私が不利だから、範囲を決めてる。
でも、範囲を決めても、いつも同じ場所に隠れてるから、すぐ見つけちゃう。(笑)
「よいしょっ、よいしょっ、」
「はい、みーけっ」
『んえ?』
「もぉー…(笑)同じ所にいっつも隠れるからわかっちゃうよ(笑)」
『…だってここ落ち着くんだもん』
「…ふふ、確かにここ落ち着くよね(笑)」
『うん…』
「眠っちゃいそう…」
『寝よ寝よっ!』
「え、痛くない…?」
『はいっ、僕の翼使って?』
『大丈夫だよー』
「ありがとっ」
悪魔さんの翼を枕にして寝る
少し経つと、隣から規則正しい寝息が聞こえてきた
その寝息で、私も眠くなってきて、寝てしまった
_翌朝_(と言ってももう昼)
~~~~~!
~~~…
「ん…?」
誰かの怒鳴り声で起きた
👵「なんであなたが○○と一緒に寝ているのっ!」
『はぁ…』
「おばさん……?」
👵「○○っ!」
👵「なんで悪魔なんかといたの!!」
👵「そしたらおばさんにも迷惑掛かるのがわからないの!?」
👵「はぁっ…本当に…心配したわ…」
ギュッ…
「っ…あ、ありがとうっ…」
👵「さぁ、帰りましょ?」
「えっ…!」
👵「?何言ってるの?」
👵「…もしや…この悪魔と一緒に居たいなんて思ってないわよね?」
…そうだよ、おばさん
でも、だめなんだよね。ごめんなさい。
「っ…」
『あの』
👵「何よっ!!今あなたは関係ないでしょ!」
「ちょっ…ちょっと…!」
『…おばさんは、神を信じてる?』
何を言い出したかと思えば、可愛い笑顔で質問した悪魔さん
👵「ぇっ…いや…信じてないけど…?」
『じゃあ…神が定めたキリツとかは、関係もないよね?』
『そのはずなのに、おばさんは、』
『とある思想を信じてる。誰に教えられたかは知らないけど、絶対に信じてる。』
『命に価値があると信じてる。』
『人を殺しちゃいけないと思ってる』
『なんで?』
👵「…なんでってそりゃあ………」
『おばさんは何を信じてるの?』
『ねぇ、なんで?なんで?なんでなんでなんでなんでなんで?なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで?』
👵「そっ、それはっ……」
『ねぇ教えて?なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで??ねぇ早く。なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで?』
👵「うっ…はあっ…」
バタンッ
圧倒的な眼力と、質問攻めをして相手を急かす。
それだけでも、人間というものは、不思議なもので、気絶していまう。
「おばさんっ、!」
👵「……」
「…し、死んじゃった……?」
『うーうんっ!気絶しただけ!』
「そっ、そっか…」
『今日は何するー?』
悪魔は、悪魔なんだとわかった。
けど、悪魔さんは、私のことを思って、やってくれた事なんだろう。
この時、あんな事が起こるなんて、思ってもいなかった。
皆様こんちわえむです❗
今回とっても短いですね…ごめんなさいっ…
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それでは、素敵な一日をお過ごし下さい。
コメント
9件
やばち
んへぇ、最高((
めっちゃ良き