もしも＿＿＿

wr国統領様からの挨拶です！！

ステージに上がる。

ﾊﾟﾘﾝ

会場が停電する。

足音が離れていく。

…予想通り来たな。

ｶﾁｯ

電気が復旧する。

そこには___

首から血を流している死体があった。

相手は中々の手練れ、か…。

『違う人物の血だ。』

いい判断だ。あそこで言っていれば、変に容疑を掛けられる可能性があったからな。

数十分後

スキル 『事実改変』 発動

荷物が消えていく。

体を隈なく触られる。 だが、身分証明書しか出てこない。

…同じく証明書しか出てこない。

解除

すると、元あった手荷物が戻ってくる。

…あの死体、妙な点が幾つかあるな。

首に傷はあるが、血が出ていない。 つまり『止血』が施されている。

カモフラージュの為に使われている血は倒れている者の血ではなく別人の血…

そして毒は…アコニチン？ 何でそんな面倒な毒を…

素が出てるなぁ…w

そうすると、眼鏡をかけた少年が こちらに歩いてくる。

ここから色々すっ飛ばしまーす(おい)

犯人判明後

複数のナイフを空中から投げてくる。

やべ、反応に遅れた…！

そう思うと、目の前にMelが出てくる。

あ、ちょっ…

ナイフは一瞬の内に下に落とされ、 犯人の目の前にMelが現れる。

そういって首を手刀で叩く。

我に返った警察が犯人に群がる。

そう言って鞄の中から小瓶を出す。 中にはピンク色の液体が入っている。

物凄い速度で小瓶を投げてくる。

が、グルッペンを庇いMelが 中の液体を被る。

犯人は完全に気絶している。

転移

こむぎ視点へ

…さっきの毒を食らってから、 体が熱い。

風邪の薬だろうか？

…まぁいい、ハウルハイト達に任せよう。