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今日も気持ちのいい朝がき…

墨花

千夏

え、えっと…

墨花

寒いよ!!僕のジャージ返して!

墨花

てか何で勝手に着てるんだよ!!

墨花

いつもいつも!

千夏

きゃー、かれん、助けてー

花蓮

あ、え、えっと…

小石

ほら、かれんも困ってるじゃん

暮葉

やれやれ…

墨花

てかちなつがさっさと返してくれたらいいだけだし!!

墨花

そもそも僕のジャージ着なかったら済む話じゃんか!!!

千夏

いやー、その、興味本位、と言いますか、うちも寒かった、と言いますか…

墨花

早くそれ着て、フリルエプロンつけたいんですけど!!

墨花

かーえーせー!

千夏

きゃー、襲われるー

小石

被害者はどっちなんだよ

花蓮

あはは…

墨花

こらー!!

千夏

わぁー、怖い怖いすみかさんに襲われるぞー

暮葉

はぁ、

暮葉

早く朝食(会議)、したいんですけど

墨花

かえせ!!!

墨花

ちなつ!!

千夏

わぁー、こわーい!

小石

そんな感じで、今日も賑やかです笑

暮葉

…さぁ、今日の依頼内容は…

暮葉

…!

花蓮

小石

くれは?

暮葉

あ、ごめん、なんでもない

暮葉

えっと、改めて今日の依頼は、

暮葉

秋暮神社、だって

墨花

聞いたことない名前だ

千夏

あ、その神社って!

千夏

あの心霊スポットになってる噂の!

墨花

へぇ

暮葉

小石

…?

暮葉

えっと、まぁそんな感じ

暮葉

時間は、、

その後はいつも通り作戦会議をした

でも、なんだかくれはさんの様子がいつもと違うような気がして

私は気になって、あまり集中できなかった

そして作戦開始時刻

暮葉

プルル、プルルルル

スマホの着信音が鳴り響く

暮葉

あ、来た

暮葉

みんな、出動

千夏

おけぇい!

墨花

了解

小石

こっちもいけるよ

花蓮

はい!

千夏

ここが噂の!(小声)

暮葉

花蓮

…?

そしてくれはさんがいつものように合図を送る

そして私たちは一斉に飛び出し、悪者に向かう

でも、やっぱりくれはさんの表情がすごく気になる

あの何とも言えない顔、前見せた顔とよく似ている

花蓮

小石

あ、水連花

墨花

あぶな、、

バンッ

花蓮

…!

暮葉

セーフ

千夏

さすが紅葉!

そして今日の作戦は幕を閉じた

暮葉

ごめん、みんな

暮葉

ちょっと先に帰ってて

小石

小石

わかった

小石

みんな、帰るよ

墨花

はーい

千夏

はぁ〜!疲れたぁ〜!!

花蓮

暮葉

暮葉

やっぱりいないか

ガサ、ガサ

暮葉

…!

暮葉

誰!?(銃を向ける)

花蓮

あ、ごめんなさい

花蓮

花蓮です

暮葉

はぁ、かれんか

暮葉

どうしたの?みんなは?

花蓮

もう帰りました

暮葉

かれんは?どうしてここに?

花蓮

私の気にしすぎかもですが、

花蓮

最近、くれはさんの表情や様子が少し気になってまして、

花蓮

今日も、いつもはすぐに撤退するのに、

花蓮

一人で残るとおっしゃっていたので、

花蓮

少し気になってしまって…

暮葉

暮葉

ごめん、なんでもないから

暮葉

さぁ、帰ろうか!晩ご飯食べよ、

花蓮

暮葉

かれん?どうしたの、私の腕なんか掴んで…

花蓮

…教えてください

暮葉

…?

花蓮

くれはさんの、過去について

暮葉

…え

暮葉

暮葉

わかった

そこから近くの石段に座って、

くれはさんは過去について話してくれた

暮葉

私は、この秋暮神社でいわゆる巫女をやっていた

暮葉

でもこんな山奥にある神社に誰も来ないから、ひっそりとやっていたわ

暮葉

でもある日、

暮葉

気づいたら、

暮葉

両親は殺されていた

花蓮

暮葉

でも、私だけ助かったの

暮葉

それは、

花蓮

それは…?

暮葉

本部に助けられたの

暮葉

でも、私を助けたせいで、両親を殺した奴らを逃してしまったみたいなの

暮葉

そして私は本部に育てられた

暮葉

仕事をしてみたら意外とできて、優秀だったらしく、支部のカラーコードを任されたわ

暮葉

数年前にカラーコードに所属してきた人たちは諸事情あってみんな抜けて行ったみたいで、ちょうど誰もいなかったの

暮葉

だからこそ、支部長として任せてもらえた

暮葉

それからカラーコードで仕事をしていくうちに、

暮葉

こいしに出会ったの

暮葉

そしてちなつにも出会って、

暮葉

すみかとも出会った

暮葉

出会ったというか、連れてきたというか、言い方悪いけど、拾ったというか…

暮葉

まぁ、そんな感じね

暮葉

そして、あなた、かれんとも出会った

花蓮

…!

暮葉

でも、何年もカラーコードとして活動してきたけど、両親を殺した奴らについては何も分からなかった

暮葉

私はそいつらをこの手で殺したい

暮葉

だから、この仕事を続けているわ

暮葉

もちろん身寄りがなくなって、本部に助けられたからってのもあるけどね

花蓮

…ぐすっ、ぐす…

暮葉

え、なんでかれんが泣いてるのよ!?

花蓮

だって、だって…

花蓮

くれはさん、一人でこんなことを背負って、今まで頑張ってきたんだなって

暮葉

…それは、みんなに話すと、迷惑かけちゃうし…

暮葉

それに、こんな言い方したら悪いけど、

暮葉

みんな、親とそれぞれ何かあって捨てられたりここに来たはず。
それなのに私だけ両親の仇、なんて変だし…

花蓮

でも、

花蓮

でも、、

花蓮

これからは私たちをもっと頼ってください

暮葉

…!

花蓮

一緒に殺しましょ!

暮葉

…!

暮葉

うん

暮葉

ありがとう

そして路地裏に帰ってから、くれはさんは

改めてみんなに過去について話した

みんな泣きながら聞いてくれて、みんな意見は同じだった

これから、私たちの新たなる戦いが始まろうとしていた…

おまけ

千夏と墨花の日常について

1日目

墨花

…!

墨花

おい、僕の猫耳カチューシャ、なんでつけてるんだよ!!

千夏

いやー、可愛かったので、つい…

墨花

つい…じゃないんだよ!!

墨花

かーえーせー!!!

千夏

きゃー、わかった、返すから、離して、痛いw

千夏

ぷっ、あはははは

墨花

おい、笑うな!!!!

小石

はぁ

翌日

墨花

墨花

僕のベルトないんですけど!

墨花

…!

千夏

きゃー、すみかの変態、触るなー!

墨花

やっぱり

墨花

触るな!じゃないよ!!
僕のベルトを取るな!!

墨花

ほんといつもいつも、自分のものぐらい自分で把握しとけ!!!

墨花

僕のばっかり取るなよ!!!!

千夏

いやー、わりぃ、わりぃ

千夏

うちもわざとじゃないんだか…

千夏

痛い痛い、腕ちぎれるぅー!!!!

小石

またかよ

翌日

墨花

ねぇー、僕のワックスがないんだけ…

千夏

…ギクッ

墨花

ちーなーつー!!!!!

墨花

またかよ!!!

墨花

本当にいつもいつもやめろ!

千夏

あぶな、タバコの火が燃え移るから暴れないでー

墨花

いや、片手にたばこ、僕のワックス片手に持っておいて、よく言えるよね!!!

小石

ほんと毎日毎日うるさい…

千夏

うわー、にっげろー!!

墨花

こらぁー!!!!ちーなーつー!!!

小石

小石

二人ともうるさい!!

墨花

千夏

墨花

すみません…

千夏

ごめん…

小石

はぁ

毎日毎日すみかは何かしらちなつに取られるのでした…笑

𝔨𝔦𝔩𝔩𝔢𝔯 𝔣𝔯𝔦𝔢𝔫𝔡𝔰𝔥𝔦𝔭

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