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ぬしぬし
⚠️誤字注意⚠️ ⚠️キャラ崩壊⚠️ ⚠️バッドエンド⚠️ ⚠️閲覧注意⚠️ ⚠️駄目作⚠️ ⚠️一人称・二人称・三人称の違いあり⚠️ なんでも許せる方のみお読みください🙇♀️ パクリ❌ 参考⭕️
ぬしぬし
ぬしぬし
すち
どのくらい、泣いていたのか分からない。
気づけば空はすっかり暗くなっていて、気温は静かに、確実に下がっていた。
口から吐いた息は、すぐに白くなって、足元の空気を歪ませて消える。
……俺は、“みこと”を殺した。
現実から逃げることは、出来なかった。
震える指で、出来る限り痕を残さないように、
無言で、淡々と───“終わらせた”。
それが、俺の仕事だった。
ずっと、そうやってきた。
なのに。
胸が、苦しい。
空気が、入らない。
呼吸が浅くなって、喉から漏れるのは、声にならない音だけ。
泣いているのに、もう涙すら、ちゃんと出ていない気がした。
全部、悟られていた。
両親が死んだ原因。
俺が、何のために生きてきたのか。
そんな事よりも。
───自分が、みこちゃんを愛していたという現実が、どうしようもなく痛かった。
好きだった。
本当に、好きだった。
どうしようもなく、愛おしくて。
もし、願いが叶うなら。
ずっと、一緒に生きていたかった。
例え、みこちゃんが人を殺していようと。
何人、どんな理由で、奪っていようと。
そんなの、どうでもよかった。
みこちゃんが、隣に居てくれるなら。
それ以外、何も要らない。
それなのに。
自分の手で、叶わない夢も、願いも。
みこちゃんの未来も。
全てを、枯れさせた。
夜の、11時。
街灯が、薄暗く点滅している。
その下を、俺は静かに通り過ぎた。
ガラス張りの店に、ふと、自分の姿が映る。
酷い姿。
制服には、乾ききらない血。
頬にも、首元にも。
でも、俺の血じゃない。
右手は、ポケットの中。
いつもと、形が違う感触。
首には、黄色と緑とベージュのチェック柄。
血に染まった、マフラー。
みこちゃんが、つけていたもの。
「お気に入りだ」と、そう言って笑った、みこちゃんのマフラー。
みこちゃんの体温を。
抱きしめた時の、重さを。
……忘れないように。
すち
約一年前の記憶が、苦く、胸の奥に浮かび上がる。
細い路地。
この奥で、俺はこの残酷な任務を引き受けた。
路地は暗い。
それでも、足は止まらなかった。
───止められなかった。
ボス
聞き覚えしかない声。
煙草を吸いながら、壁に寄りかかる男。
───ボス。
最初から、何もかも知っていた。
そう、確信した。
会話を、交わす。
初めから、何もかも知っていたというのに、なんだったんだ。
何をさせたかったんだ。
俺から、希望も夢も奪ったのに。
また、大切なものを。
目の前で失わせて。
抑えきれない怒りが込み上げる。
涙も、溢れる。
右手が、反射的に動いた。
銃を掴み、向ける。
音と衝撃は、俺が引き金を引くより先だった。
体が、跳ねる。
熱が、走る。
視界の端で、血が空中に散ったのが分かった。
ボスが、俺に銃口を向けている。
その横。 その後ろ。
数人の仲間。
全ての銃口が、俺を向いていた。
……最初から、違った。
“みこと”と出会った時から。
この結末は、もう、決まっていたんだ。
それでも。
使い慣れたナイフじゃなく、使ったことのない銃を選んだのは。
きっと、これ以上───。 俺が、誰かの命を奪わないため。
自分なりの、罪の償いまでの、短い道のり。
そう、思いたかった。
視界が、ゆっくりと暗くなる。
首元のマフラーに、無意識に顔を埋めた。
冷たいはずなのに、そこには、まだ───
みこちゃんの温もりが、残っていた。
こさめ
らん
なつ
いるま
暗闇は解かれ、朝日と共に夜が明けた。
ある少年達は、いつものように道を歩き、
ある少女は、大きな荷物を背負って駆ける。
朝の賑わいが宙に舞い、星は消え、月は白へと姿を変えた。
町は暖かい日差しに包まれた。
この世から消えたとしても、世界はいつも通りに回っていた。
こさめ
いるま
らん
なつ
水溜まりに足を踏み入れ、パシャパシャと音が鳴る。
世界は、また1日を始める。
そこには俺達は存在しない。
けれど、一輪の黄色い花だけは静かに咲いていた。
黄色いガーベラ。
きっと、この花は誰にも気づかれないまま枯れるだろう。
その華が咲いている理由を、誰も知らずに。
『黄華羅殺しの俺』
END
ぬしぬし
ぬしぬし
ぬしぬし
ぬしぬし
ぬしぬし
ぬしぬし
ぬしぬし
ぬしぬし
ぬしぬし
ぬしぬし
コメント
48件
コメント失礼します 完結おめでとうございます! 毎回てぃあさんの作品を読ませて頂くと涙が止まりません🥲今回も最後の最後にボロ泣きしました😭 素敵な作品をありがとうございました!よいお年を!
無理無理… わかってんのに泣くって( ´⚰︎`°。) あと100週以上しよ
完結おめでとうございますッ! もう伏線っていうか話の構成が上手すぎて尊敬しかないですッ。 バットエンドに目覚めそうですっ…w ことしもよろしくおねがいします!