テラーノベル
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玄関のドアを開けた瞬間、 家の中の空気に、息が詰まった。
pr
返事はないが、リビングの電気はついてる。
あっきぃは、いる。 それだけで、 胸の奥が、きゅっと縮んだ。
ak
リビングに入ると、 キッチンにあっきぃが立っていた
ak
責めるような口調じゃない。 ただ、確認するみたいな声音。
pr
嘘だけど、これ以上は言えない
ak
それだけ言って、 あっきぃはまた鍋に向き直った。
pr
そう言って、 逃げるみたいにリビングを出る。
背中に、あっきぃの視線を感じた気がした。
部屋のドアを閉めて、 ベッドに腰を下ろす。
pr
───やっぱり、だめやな
それから、俺はあっきぃと 飯を一緒に食べんようになった
pr
pr
理由をつけて、 同じテーブルにつくのを避ける
風呂の時間も、ずらした。 リビングに誰かいる気配がしたら、 自分の部屋に引っ込む。
顔を合わせる回数は、 目に見えて減っていった。
ある日、 洗濯物を干しながら、 あっきぃがぽつりと言った。
ak
ak
胸が、ずきっと痛む。
pr
即座に出た言葉は、 自分でも驚くくらい冷たかった。
ak
あっきぃは、それ以上何も言わなかった。
ak
でも、その背中は、 少しだけ小さく見えた
夜。ベッドに横になっても、眠れない。 壁一枚向こうに、あっきぃがいる。
pr
小さく呟いて、目を閉じた。
この距離が、 あっきぃを守る唯一の方法やと、 自分に言い聞かせながら。
けど、
ak
リビングから聞こえてきた小さなため息に 胸が、締めつけられた。
本当に、これでええんか。
答えは、分からないままだった。
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コメント
4件
結構こっちも胸が締め付けられる感じがぁ😭切ない、
今回も楽しいお話ありがとうございました!続き楽しみにしてます!