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魂魄 翔大

ここは幻想郷 人里にあるとある事務

魂魄 翔大

その名もなんでも事務所だ

咳払いをする翔大

魂魄 翔大

な、名前は気にすんな

魂魄 翔大

ここはその名の通り何でもする

魂魄 翔大

こんなイケメンハードボイルドがやってるって言うのに

魂魄 翔大

客足が遠のいてばっかだぜ

博麗霊夢

あんたさっきから独り言うるさいのよ!

後ろから殴られる翔太

魂魄 翔大

いってぇ!てめなにしやがる!

魂魄 翔大

つ〜か〜れ〜た〜!

ミスティア・ローレライ

随分お疲れですね、何されてたんですか?

コーヒーを淹れながら聞く

魂魄 翔大

霊夢の野郎の見回りに付き合わされてたんだよ

魂魄 翔大

あ、美味いねやっぱここのコーヒー

ミスティア・ローレライ

ありがとうございます〜あ、これお菓子です

魂魄 翔大

いや〜ミスティアちゃんは霊夢とは違うねお利口だ

ミスティア・ローレライ

ふふ、ありがとうございます

魂魄 翔大

にしても、客こねぇよな〜

魂魄 翔大

それなのにサービス妖怪退治なんかしちゃって

ミスティア・ローレライ

見つけたらすぐに退治しちゃうんですよね

魂魄 翔大

放置して依頼が来るのを待てばいいのにさ、

ミスティア・ローレライ

翔大さんのいいとこじゃないですか

魂魄 翔大

そうかな?ありがとう

ミスティア・ローレライ

とてもお強いと聞いてますよ

魂魄 翔大

強い…か、あの時もそうだったらな

フラッシュバックが起きる翔大

ミスティア・ローレライ

ご、ごめんなさいすっかり忘れてて

魂魄 翔大

いいんだ、俺が弱いからいつまでも引きずって…

魂魄 翔大

なっさけねぇよ

そう言いながら帽子を顔に被せる

ミスティア・ローレライ

強いだけの翔大さんなんて翔大さんじゃないですよ

魂魄 翔大

ありがとう、

ミスティア・ローレライ

な、なにか食べます?サービスしますよ?

魂魄 翔大

ほんと!?嬉しいなぁ

ミスティア・ローレライ

じゃ作ってきます

魂魄 翔大

うん!待ってるよ

ミスティアがキッチンに消えていく

魂魄 翔大

それにしても、毎回人手が足りねぇんだよな〜

魂魄 翔大

このままじゃ死んじまうよ戦ってるうちに

魂魄 翔大

相棒かなんか俺も欲しいな〜

八雲 LI

その相棒役、立候補させてくれないか?

そこには緑髪の本を持って美青年がたっていた

魂魄 翔大

あ?誰だテメェ

八雲 LI

おっと済まない忘れていたよ

八雲 LI

僕の名前は八雲LI LIARのLIさ

魂魄 翔大

てことはテメェは嘘つきなの?

八雲 LI

いや、意味はそうだが僕は全然そんなんではない

魂魄 翔大

でも、初対面の奴を信用しろと言われてもな

八雲 LI

なら聞こう、君はどんな相棒が欲しい?

魂魄 翔大

どんな…か

魂魄 翔大

俺の役に立てるやつ

八雲 LI

ならきまりだ僕を相棒にしろ

魂魄 翔大

ああ!?

八雲 LI

僕の能力なら必ず君の役に立てる

魂魄 翔大

てかお前はなんでそんな俺の相棒になりてぇんだよ!

八雲 LI

それは…

魂魄 翔大

なんか、言えねぇ事か?

八雲 LI

君のとこで雇って貰えなかったら僕は君に正式に依頼をだす!

魂魄 翔大

なんだってぇ!?

八雲 LI

実は僕は最近幻想入りして、それ以前の記憶が無いんだ

魂魄 翔大

そういやスキマBBAが言ってたな

八雲 LI

それは八雲紫の事かい?

魂魄 翔大

それ以外に何が

八雲 LI

気にしないでおくよ

八雲 LI

そして話は戻るんだが僕は結局八雲の家に落ち着いたんだ

魂魄 翔大

おお、それで?

八雲 LI

毎日世話になりっぱなしでねそろそろ自分でも仕事をしようと思ってるんだ

魂魄 翔大

なかなか雇ってくれないから俺のとこで働こうと?

八雲 LI

そう!そして雇って貰えないなら君に僕を就職させてくれと依頼をだす!

魂魄 翔大

はぁ!?そんなめんどくさいことする訳ねぇだろ!

八雲 LI

なぜだい!君は何でも屋だろ!?

魂魄 翔大

だいたい理由がくだらねぇんだよ!

八雲 LI

くだらないだと!?僕は本気で悩んでいるんだ!

魂魄 翔大

それはお前だけだっつーの!

八雲 LI

それはどういうことだい!?

魂魄 翔大

八雲の奴らはそんなのいじいじ考えるような奴らじゃねぇだろって話だよ!

八雲 LI

魂魄 翔大

大体な!そんな気にしてんのはテメェがあいつらを信用してないからってことだろうが!

八雲 LI

信用…していない?

その場で口を開けたまま立ち尽くす

魂魄 翔大

信用してるなら…迷惑かけてるなんて疑いもしねぇよ

八雲 LI

でも!

八雲 LI

僕は、八雲さん達だけじゃない、ここの人にだって幻想郷のみんなにだって!お世話になってる!そんな人たちを助けたい!

八雲 LI

君のように!

魂魄 翔大

!!

魂魄 翔大

俺の、ようにか?

八雲 LI

ああ、そうだ

八雲 LI

僕の能力はその者の情報を閲覧する程度の能力…悪いが君を閲覧させてもらった

魂魄 翔大

なんだと!?

八雲 LI

君は辛いことを経験してでも、その後も折れずに人を助け続けたすごい人だ!

八雲 LI

そんなあなたのように!僕も皆の役に立ちたい!

魂魄 翔大

ざけんな…もっと冷静に考えてから、俺の事務所に来い、回答次第でテメェを相棒にする

帽子を被り直し風に拭かれながら店を立ち去る

魂魄 翔大

ミスティアのうめぇ料理はてめぇにくれてやる

つづく

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