TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

今回は

もし首領が高見さんだったら

太高出来てないし、森さんが首領専属医の謎時空ですが

昨日の妹との考察を元に書くので

ちょっとは面白いかな

それではどうぞ!

太宰

首領

高見

ん?

太宰

織田作が.........

高見

嗚呼...亡くなったらしいね...

太宰

...はい

太宰

っ、どうして助けてくれなかったのですか

高見

.........君の為だよ

太宰

僕の...?

太宰

意味がわかりません...

高見

うん...今はそれでいいから

高見

下がっていいよ

太宰

...はい

高見

......はぁ

高見

森さんには感謝しないとだねぇ...

私がなんです?

高見

あれ、いたの

失礼な

ずっと居ましたよ

高見

それはごめんね

いえ、それで?私がどうしたのですか?

高見

あぁいや

高見

...なんでもないよ

そうですか

所でご病気の方は?

高見

悟られている訳ないでしょう

高見

君と私と...織田君しか知らないよ

そうですか

それは何よりです

高見

......

高見

少しまた書斎に籠るよ

はい

何かあればお呼びください

高見

うん、ありがとう

高見

どうだい織田君

織田作

嗚呼

織田作

順調ですよ首領

高見

やだなー

高見

僕が首領なのは“君の小説の中で”だろう?

織田作

...それもそうだな

高見

本当に大変だったのだからね?

高見

“本”を盗んで君に渡して

高見

君が死んでいるよう偽装する

高見

森さんから聞いた時はびっくりしたけれど、確かに僕の異能じゃあないと偽装はできないね

織田作

助かった

織田作

感謝する

高見

淡白だねぇ

高見

ま、いいや

高見

これで太宰も絶対に気づけないし、彼の名探偵、江戸川乱歩にも悟られない

織田作

全て俺のさじ加減次第...か

高見

そうだよ

高見

だから君が太を幸せにしたいのなら

高見

マフィアから抜けさせるべきじゃあないかな

織田作

...そうだな、そうしよう

高見

...............そろそろかい?

織田作

嗚呼

織田作

あと三行だ

高見

それじゃエリスちゃんを呼ぶとするかぁ......

エリス

高見〜!呼んだぁ?

高見

嗚呼。あと少しだから...森さんを頼むよ

エリス

はぁいっ!

織田作

.........いくぞ高見

高見

.........嗚呼

そのとき高見順は、持病により倒れると、1ヶ月、目を覚まさなかった

高見

っ、

高見

バタッ

いいタイミングだったようだね

織田作

..................首領

今は首領ではなくただの専属医だよ

君の中ではそうなっている

織田作

...そうですね

織田作

高見を頼みます

任せ給え

太宰君は?

織田作

マフィアを抜け探偵社に

わかった

織田作

高見はこれから1ヶ月目を覚ましません

織田作

倒れる前に書いた手紙に、自分が不在の間、首領代行人としてあなたを指名します

成程、わかったよ

ここでちょい説明 ・織田作はあの事件で死んだ“事になっている” ・それ迄は首領は森さんだったが、“本”によって高見が首領だったと書き換えられた ・織田作は“本”で続きを描き続け、本軸の物語を完成させる役割がある ・高見と森さんはその織田作を全人類から隠し続けなければならない

それじゃあ、あとは任せたよ織田君

織田作

はい、お任せ下さい

高見

ん......

織田作

目が覚めたか

高見

織田君...

高見

ということは...

織田作

1月後の未来だ

高見

あれからどうなった...?

織田作

太宰がマフィアを抜けた

織田作

首領は森さんに変わった...

織田作

高見は未だ意識不明の状態になっている

高見

成程...

高見

それなら僕が死んだことにしよう

織田作

いいのか?

織田作

そうしてしまったら高見は...

高見

僕の異能力を忘れたかい?

織田作

そうか...

織田作

なら俺がこう書けばいい

“高見順は目を覚まし、誰にも気づかれぬよう自身の死を偽装した。”

“それからは誰の前にも現れることなく、作者である織田作之助の手伝いをしている”

高見

成程、考えたね

織田作

幾ら高見でも“本”の力に逆らうことは難しい

織田作

もしそれが成功しなければ高見を別の人格として新しく加えなければならなくなるからな

高見

ま、バレても森さんがいるし大丈夫でしょう

織田作

嗚呼

織田作

俺のこの小説の中で、唯一先の展開がわかる人物だからな

高見

森さんならそれを利益のために利用する所を、この“本”で自制する事が出来る

織田作

この物語は完結するか、俺が死ぬまで続く

織田作

死んだ後は高見に任せよう

高見

君ほど文才は無いのだけれど?

織田作

高見ならやれるだろう

高見

はぁ

高見

僕を買い被りすぎだよ...

高見

まぁ、頼まれればやるけれど

織田作

それでこそ高見だ

高見

“本”で操ってないよね?

織田作

嗚呼、一緒に見るか?

高見

そうだね...ふふ

高見

先の展開を考えるのは楽しそうだ

織田作

あまり無理な展開にはするなよ

高見

分かっているさ

高見

全ては太宰が幸せになる為

高見

僕が勝手にしたことだからね

織田作

考案者はお前だからな高見

高見

織田君が協力してくれて本当に助かったよ

高見

僕一人じゃあ難しかったからねぇ

織田作

嗚呼

織田作

孤児も守ってくれたからな、その礼だ

高見

そこまで孤児が大切なのだね

高見

全く、優しくて素敵な人だよ織田君は

織田作

お前こそ太宰の為に全人類を巻き込んでいるのだからな

高見

それはまぁ、そうだね

高見

君と僕は似ているのかもしれな.........そうだ...

高見

ねぇ織田君

織田作

なんだ?

高見

太宰は...

高見

太宰が大切だと思っていた人を2人も亡くした......

織田作

俺と高見の事か?

高見

そう...

高見

それは幸せと呼べるのかな...

織田作

......俺だったら全てを投げ捨ててそいつの元へ行くだろうな

高見

.........だったらさ、ねぇ織田君

織田作

なんだ?

高見

織田君と僕に似た人物を作ろう...

織田作

俺とお前に似た...?

高見

そうだな...

高見

孤児院の出で、太宰よりも4つ下

高見

異能力を持っていて、正義感に溢れた善人だ

織田作

待て、4つ下と言うと、今は14か?

高見

嗚呼

高見

太宰が22になったら出会う...

高見

その子の異能力がきっかけでね

織田作

異能力?

高見

【月下獣】

高見

自身が虎になる異能力だよ

織田作

わかった

織田作

名前は?

高見

.........名前は

“其の名は【中島敦】”

この物語は、或2人の男によって書かれた。

彼らの“理想”の物語

この作品はいかがでしたか?

8

コメント

3

ユーザー

莫迦ぁ!!!!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚