俺は手紙を読んでから、たまにあの場所へ行く
天馬 司(幼)
天馬 司(幼)
天馬 司(幼)
天馬 司(幼)
天馬 司(幼)
あいつにまた会えることを願って-
だが-
成長すると共に
類のことが頭から離れていった
そして今、高校生になってからは類のことなんて忘れ去っていた
高校3年になってすぐの頃
〈今日は転校生が来るらしいぞ! 〈マジで?!可愛い子が良いな~
天馬 司
転校生が来るという話が耳に入ってきた
天馬 司
正直、可愛い子とかそんなのどうでもよかった
天馬 司
キーンコーンカーンコーン
鐘が鳴り、それに遅れて先生が来た
連絡事項を伝え終えた先生は「それと-」という言葉を続けた
先生
先生
そう言うと、転校生が教室に入ってくる
神代 類
神代 類
神代 類
先生
転校生の名は「神代類」というらしい
天馬 司
俺でも見入ってしまうほど綺麗な人だった
天馬 司
そんな事を考えていると、大声で俺の名前が呼ばれる
先生
天馬 司
慌てて返事をした
先生
まずい、何一つ聞いていない
天馬 司
先生
先生
話を聞くと、転校生に学校内を案内しろとのことだった
先生
どうやら俺に断る権利はないらしい
天馬 司
先生
先生
先生
神代 類
俺の後ろにあいつが来る
神代 類
天馬 司
天馬 司
神代 類
天馬 司
天馬 司
一通り案内した
神代 類
天馬 司
〈さようなら~
天馬 司
天馬 司
そう元気よく家族に伝える
そして、自分の部屋に向かう
天馬 司
天馬 司
そんなことを思いながら部屋を見渡す
天馬 司
そう思い、本棚を整理し始めた
コメント
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え?ちょ、え?神作なんだが?ドゥフドゥフ…もう神すぎてフォローしちゃった♡