裏と表の黒の堕天使
叶雫の過去編
左手との出会い
下の世界に行ったあとの事。
僕はお姉ちゃんから離れた遠い街に逃げた
まるで何かから逃げるように。
目から涙が溢れるばかり
変なことを想像しているから
このまま居なくなりたい、そう思いながらずっと走った
1人になれるところを
僕が孤独になれる場所を探し
叶雫
ばたっ
叶雫
起きた場所は知らない場所だった
病院…そう思った
だけど病院とは何か少しだけが違う
分からなかった
知らない場所で目覚めても何故か
僕はどうと思わない
使い回しのモブ
僕と同じくらいの子がそういった、
僕は
叶雫
ありがとうも何も言えなかった
少し違和感を感じた
何故か食べ物の味がしない
ただ無味無臭の物を食べている
叶雫
フラフラしながら僕は気分転換に外へ出た
外は僕の心よりは暗くなかった
叶雫
そう思いながら
スマホをずっと見た
それで、ネットで見つけた物。それにハマり
僕は少しだけ…ほんの少しだけ救われた気がした
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