五色・白布ペア
流れは前話と同様
白布
…お前は誰と当たったんだ
五色
瀬見さんです…
白布
俺は天童さんだ……
白布
俺を生かす為に天童さんは死んだ…
五色
俺も同じように瀬見さんが死にました、
五色
白布さん
五色
頼みがあります
白布
…俺を殺してくださいとか言うんだろ?
五色
っ!(当たっている)
白布
お前が死ぬのは俺が許さねぇ
五色
…え?
白布
俺が許さねぇって言ってんだよ
五色
何でですか!!
白布
エースになるんだろ?
五色
そうですけど!それとこれとは何が関係あるんですか!!!
白布
うるさい
五色
…すみません
白布
あとお前が死ぬくらいなら俺が死ぬ
白布
ちょっとお前そこで目瞑っとけ
五色
?何でですか?
白布
良いから瞑れ
五色
はぁ…?
五色は言われるがままに目を瞑った
ザクッという音が鳴り響き、トンッと何かが落ちた音がした
五色
…白布さん!?目開けますよ!
五色が目を開けると白布がナイフを持って、自分の両腕を切り落としていた
五色
…!?白布さん!?
白布
これで、俺は何も持てない
白布
そこにある銃で俺を撃て。五色
五色
しら、ぶさんっ……!
白布
…五色。これまでありがとう
白布はうっすら笑みを浮かべた
白布
お前のこと嫌いじゃなかった…
五色
っ白布さんっ……!!
五色は殺したくなかったが、両腕を切った白布が痛々しそうにしているのを見て、決心した 楽にしてあげよう
バンッ
銃声が鳴り響いた
五色
うぐっ白布さんっ……!!
五色
ありがとうございましたっ…
五色は泣きながらその場をあとにした
???
愚かだね
???
だがこの愚かさが面白い