主
彗月 羽織
千原 涼蒔
彗月 羽織
千原 涼蒔
彗月 羽織
少し声が震えた。 怖い。"僕"じゃなくて、"私"を知っているみんなに、 "僕"がばれるのは……怖い。
千原 涼蒔
彗月 羽織
その言葉を聞いただけで、一瞬にして恐怖に侵された。
千原 涼蒔
息を呑んだ。
千原 涼蒔
とか、これが本当の姿ならいいそうだけど。
彗月 羽織
千原 涼蒔
千原は呆れたような顔をした。
彗月 羽織
彗月 羽織
いきなり千原は僕の口に何かを突っ込んできた。 棒付きのそれを口の中でコロコロ転がすと、苺の味が優しく広がった。 どうやらそれは、苺味のペロぺロキャンディーのようだった。
千原 涼蒔
彗月 羽織
千原 涼蒔
千原は、そう、悪戯っ子みたいに楽しそうに笑った。 飴は、そんな僕らを見ているようだった。
彗月 羽織
彗月 羽織
千原 涼蒔
千原 涼蒔
彗月 羽織
彗月 羽織
千原 涼蒔
彗月 羽織
千原 涼蒔
千原 涼蒔
彗月 羽織
千原 涼蒔
彗月 羽織
千原 涼蒔
彗月 羽織
千原 涼蒔
彗月 羽織
千原 涼蒔
彗月 羽織
千原 涼蒔
彗月 羽織
完全に合ってる。でも、だからこそだよ。 だからこそ、
彗月 羽織
つい本音がこぼれ落ちた。 その後、蓋が取れたようにぽろぽろと本音が溢れる。
彗月 羽織
そもそも自分を認めてくれる人はとっくの昔に他界してて、
彗月 羽織
彗月 羽織
彗月 羽織
彗月 羽織
彗月 羽織
彗月 羽織
あぁ、これが僕の本音なんだなって。 本当の僕なんだって思った。
ただただ、涼蒔は話しに相槌を打つだけだった。 でもそれが僕にはちょうど良くて。心地よくて、泣いてしまった。
千原 涼蒔
千原 涼蒔
しまいにはこの言葉だ。 安心感強すぎだ。涼蒔は。
彗月 羽織
その後の記憶はあまりない。 多分、寝てしまったんだろう。
でも僕は思う。まあいいやって。
主
主
主
彗月 羽織
千原 涼蒔
月影 くらげっち
主
主
彗月 羽織
主
千原 涼蒔
主
彗月 羽織
主
主
千原 涼蒔
彗月 羽織
主
月影 くらげっち