私はいつもある声を聞いて目覚める
……………
!!
西條祐梨安
そう、何かをうったえる夢。 あの人って誰って疑問がいつも頭をよぎる。 小学生の私は、そんなことを気にせず過ごしていた。
お母さん
西條祐梨安
お母さん
1人でいくつもり?
そのつもりでも、よかった。 小5の私は、最近、近所の子たちとの距離をおきたくなっていたから。 起きた私は朝ご飯を食べ、集団登校の集合場所に行った。 その日は、普通だと思っていた。 いつもだと、近所の同級生や同じ方向の同級生と帰ったりするのだが、いなかったので、1人で帰って行った。 すると………
…………
西條祐梨安
頭の上から奇妙な動物?みたいなのが降ってきた。
…………
西條祐梨安
…………
どうやら、僕の姿は、君にしか分からないようだから。
西條祐梨安
私は、言われるがまま足を動かした。 ちょうど下校途中に座れる場所があったので、休憩がてらそこに座った。
…………
エリカを探して、ここに来たんだ。
西條祐梨安
私は、パプーと名乗る変な動物の話をずっと聞いていた。 でも、小学生の私は、全然、分からなかった。