30 〇 ✕ 年
ある2つの国の間で大きな争いが勃発した。
争いの発端はそのトップ同士、国民同士がバチバチでどちらの方が強いか、というよくわからないことで争いになっていた。
片方の国の名は「レギュラー王国」
国の名前の由来は 〖誰もが平等に。差別なく完璧に〗 という思いから命名されたと言われている。
その王国のトップの名が
“獅子雄 悠佑”。
彼は、少しだけ曲がった性格を持っていると評されていて、あまり良い噂は無かった。
しかし、そんなトップにも忠実な側近が居た。
その名は “乾 無人” 。
長年一緒にいただけの事はあって、無人はトップの性格を把握していた。
悠佑の性格を理解しているのは無人くらいしかいなかった。
そのため、常に彼の支え役になっていたのはいつも無人だった。
そんな事をしているからなのか、「トップの機嫌を取ることができるのはこいつだけだ」、と周囲からは絶賛されていて、悠佑からの信頼も厚かった。
いつも悠佑の側に居て、彼のサポートし続けていた。
そんなレギュラー王国のトップ、“悠佑” 。
黒から金色へとグラデーションがかっている美しく長い髪を持っており、あの性格からは想像出来ないほどの美貌を兼ね備えている。
親がこの国のトップだったため、それを引き継いだ。
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トップの側近である "無人" 。
桃色の綺麗な髪を持っている。
悠佑の側近であり、明るく優しいが、真面目。そんな性格から色々な人から信頼を得ている。
悠佑は昔から一緒に居て兄貴的存在なので、あにきと呼んでいるが敬語を使って接していた。
時々悠佑様などになることもある。
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もう片方の王国の名は「イレギュラー王国」
国の名の由来は【楽しく、自分の、"個性"を大切に】
トップの名は''稲荷 ほとけ''
そのトップの考え、「喧嘩を売られたらとことん潰しに行く。」
外見からは考え難い思想だが、優しい一面もある。
少し抜けているところもあるが、やることはやる。
ほとけにも側近が居た。
'''有栖 初兎''だ。
ほとけと幼なじみのようで、とても仲が良く、気が合うそう。
側近と言うよりかは親友。
稲荷 ほとけ
水色から紫色へとグラデーションがかかった髪を持っており、イレギュラー王国のトップ。初兎といつも一緒で仲が良い。顔が可愛らしく、男女問わず好かれていた。
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有栖 初兎
白色の紙に紫色のメッシュのようなものが入っている。ほとけと同様で顔が可愛らしいが腹黒い一面もある。
ほとけと同じで男女問わず好かれていた。
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この2人は国王と側近という関係にもかかわらず幼馴染ということもあって、ふざけ合っていたり、周囲から煽りの天才兄弟というあだ名がついていた。
この争いに死者は出なかった。
というか、出させなかったの方があっているのだろう。
それは何故だろうか…。
また、超能力を持っている者がいる、という信じ難い噂もあった。