ある日の深夜の出来事…
紫炎
なぁなぁ
咲良
なに?
紫炎
深夜だしどこかドライブ行かないか?
紫炎
例えば海岸とか人が居なさそうな村とか
咲良
嫌だよ、
咲良
そんなとこ行ったって、何もいい事ないよ。。
竜也
わりぃ。俺そういうのやめとく、
竜也
咲良の言う通り、
竜也
行っても何も得なんかないでしょ?
紫炎
そうだけど、
紫炎
夏だし、なんかゾクゾクする事したいじゃん?
紫炎
この時期にしか出来ないんだよ?
咲良
そうだけど。。。
竜也
だからってそんな遊び半分で、
竜也
やめといた方がいいって
紫炎
じゃあ俺1人で行ってくるよ。
紫炎
幽霊なんかいないって証明してやるよ
咲良
やめときなって
竜也
ああ、俺もそう思う
竜也
咲良に賛成だ
紫炎
…
紫炎は廃村に1人で行った。
紫炎
なんだー
紫炎
ほんとに何もないじゃないか、
紫炎
幽霊なんてただの言い伝えだったんだよ。
紫炎
さて、写真でも撮って家に帰るか〜
帰ろうとした瞬間、岩の隙間から誰かに見られてるような気がした
紫炎
なんだ?
紫炎
今、誰かに見られてた?
紫炎
気のせいだよな?
紫炎
きっとそうだよな、気のせいだよな!
紫炎は自分に言い聞かすようにつぶやいていた
咲良
大丈夫かなー
竜也
何が?
咲良
紫炎の事だよー
竜也
あいつの事なら大丈夫だろう
竜也
どうせ何もなかったー
竜也
って言って帰ってくるよ笑
咲良
そうだといいけど…
咲良
なんか嫌な予感がする。
2話に続く…