麻美
プロポーズされたの
涼真
えっ
涼真
おめでとう!
ちゃんと笑えてるかな
もっと上手く笑ってよ
涼真
どんな人?
聞きたくない
聞かないで
麻美
大人っぽくて、
物知りな人
物知りな人
涼真
そっかー
涼真
オレとは大違いだな
と言うか、正反対だ
あなたとはまるで逆
麻美
ダメなところとか
ちゃんと叱ってくれて
ちゃんと叱ってくれて
麻美
オシャレとか気を使うようになったの
涼真
そっか
涼真
どおりで
綺麗になったと思った
綺麗になったと思った
ピンヒール、 慣れてないんじゃない?
背伸びしてなきゃいけないの
涼真
安心した
涼真
オレみたいにガキじゃない人で
麻美
ホント
麻美
大人の男性、って感じ
君は遊ぶのが好きなのに
色々我慢してるの
涼真
理想の結婚相手って
感じだね
感じだね
麻美
よく言われる
君の理想とは 違うかも知れないけど
私の理想とは 違ったけど
麻美
涼真は?
麻美
彼女いないの?
涼真
いないよ
涼真
残念ながら
何が残念なんだ
喜ぶとこじゃないでしょ
涼真
オレも早く
結婚したいなー
結婚したいなー
麻美
じゃあまず彼女作り
からだね
からだね
涼真
オレもいい人
見つけないと
見つけないと
麻美
そうそう
嘘
本当は
君に
涼真
してみたいなー
プロポーズ
プロポーズ
あなたからなら
麻美
素敵だった、
プロポーズ
プロポーズ
涼真
麻美は明るい家庭
築きそうだよな
築きそうだよな
麻美
涼真こそ、賑やかそう
別の人と
なんて
想像したくないけど
麻美
あ、ごめん
もう行かなきゃ
もう行かなきゃ
涼真
あ、オレもそろそろ
昼休み終わるから
昼休み終わるから
引き留めたいけど
引き留めて欲しいけど
ダメだよね
だから
どうか
涼真
お幸せにな
麻美
ありがとう
麻美
涼真も幸せになってね
別の人と、ね