言葉とナイフ

僕は追われている

なんだあいつ

息が全然切れてない！

1年前

それからというもの、僕は毎日事あるごとに美由紀に話しかけた

話しかけて段々わかってきたのだが

美由紀は大人しい性格な様だ

その性格のせいか、時々、美由紀はクラスの人からたびたびいじめられた

　そして、その度に僕は美由紀の為体張って美由紀を守った

少々ベタでキザな言葉だった

僕はその時、こんな言葉を言えた俺に自惚れていた

が、同時にその後、あんな事が起こるとは思わなかった

数日後

いつもこの時間ぐらいには美由紀はいるはずだが

何故か今日は居なかった

そして俺の机には一通の手紙があった

この手紙は利き手とは逆の手で書かれた様な文字がこの様に書かれてあった

そこには、美由紀をいじめている奴がいた

美由紀には彼氏がいたのか？と思ったがそんな訳はない

彼女は大人しく、あまり自分から話しかける性格じゃないからだ

そうなると、、、

ヤンキーだ

その瞬間、ヤンキーがバットで殴ってきた！

来る

殺される

もうだめだ

ナイフが刺さる寸前だった

その瞬間、目が真っ暗になった

その後、僕たちが先生によって見つかり、病院へ搬送された

僕は10日ぐらいで退院できたが

美由紀は、ナイフで刺された後も殴られたらしく、全治半年と言われた

と言って、美由紀はナイフを取り出した

その後、2人は、美由紀が血まみれになった手で章司を抱きながら遺体で発見された