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りむら
りむら
りむら
なおㄘャ ㌨❔
なおㄘャ ㌨❔
唯斗
なおㄘャ ㌨❔
なおㄘャ ㌨❔
唯斗
唯斗
なおㄘャ ㌨❔
唯斗
唯斗
唯斗
1年間付き合ってた彼氏と別れた。
菜緒
消えていく熱情も恋心も
菜緒
ネッ友優先になってたかもしれない
繋がるためにニックネームを可愛く、ややこしくした
でも、それでも
菜緒
ポロポロと溢れる涙を拭って 机に向かった
ゆいとへ
今までありがとう
急にいなくなってごめんね
私最低だけど、ゆいとのこと大好きだよ
こんなのゆいとを苦しめるだけかもしれないけど
私からの渾身のメッセージ 笑
多分ゆいとは泣いてないね
ゆいとは私がいなくなっただけで泣かない
でも、別れたくせに彼氏ヅラしてるんでしょ笑
これは当たってると思う
どう?笑
ちょっと笑顔になった?
ゆいとの真顔、人殺しそうで怖いって評判だし笑
えへへ
私のことは忘れて、精一杯人生謳歌してね!
ゆいと大好きだよ
だからね____________。
菜緒からLI○Eが来たのは 部活後だった。
よくわかんない名前だけど 彼女は本名バレ防止!と張り切っていた。
俺たちは付き合って5ヶ月ほど経ってから何も話していない。
所謂倦怠期というものだろうか
唯斗
唯斗
俗に言う陰キャの俺に告白してくれた菜緒はとても可愛いかった。
唯斗
ぶつぶつ言いながら家に帰った
本当にあっという間だった
別れたあの日からもう1ヶ月も経った。
今俺は病院にいる
奈緒は亡くなった
癌だった
ずっと変だと思ってたんだ
前日まで俺にべったりだった人間が
唯斗
唯斗
奈緒の母
唯斗
唯斗
奈緒の母
奈緒の母
奈緒の母
唯斗
奈緒の母
奈緒の母
奈緒の母
唯斗
唯斗
奈緒の母
奈緒の母
奈緒の母
奈緒の母
手渡されたのは薄ピンクの無地の封筒だった
唯斗
唯斗
奈緒の母
奈緒の母
唯斗
随分薄暗い帰り道、封筒を眺めた
唯斗
唯斗
唯斗
唯斗
唯斗
唯斗
部屋に入るなりベットに寝転んだ
奈緒からの手紙は読む気になれなかった
手紙を引き出しにしまって
それから布団にくるまった
うとうとしながら思いついた
唯斗
気がつけば朝が来ていた
のそのそと起きてパーカーを着る
自転車でホームセンターに行き、ロープを買ってきた
唯斗
唯斗
引き出しから手紙を出した
開けてみると、少しくすんだ白色の便箋が出てきた
唯斗
手紙の内容に少し驚いた
大好きとか笑えとかそんな言葉が綴られていた
しかし重要なのはそこではない
一番最後の文章に目が離れなかった
『ゆいと大好きだよ』
『だからね____
絶対死なないでね』
唯斗
唯斗
唯斗
唯斗
唯斗
大粒の涙が頬を伝っていくのがわかった
本当は悲しかったんだ
でも泣けなかった
奈緒はいつだって笑っていたから
せめて泣かないように…
唯斗
唯斗
唯斗
涙が止まらなくなった
死ぬために買ったロープは
彼女の写真と一緒に 燃えて消えた