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裏王子と子犬少女…1⃣

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裏王子と子犬少女…1⃣

1 - 裏王子と子犬少女…1⃣

2019年04月19日

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それは、突然の事だった。

華恋

(まさか、こんなにカッコイイ人が彼氏とは!)

そう、私は思うのも今だけだった。

お前は俺のペットになれ!

華恋

は?蒼くんのペットになるの?

お前はただの子犬。大人しくしとけ。

華恋

なんですって?怒

そう、怒んな。早くジュース買ってこい!

華恋

もう。仕方ないわね。

今は最悪な彼氏だ。

華恋

はい、どうぞ。

遅い、飼い主に何分待たせる気だ?

華恋

まだ、5分しかたってないじゃん!

犬ならふつう、1分で行くだろ?

華恋

まず、犬だったら頼まないでしょう?

お前が犬だ。

華恋

は?

もういい。早く帰るぞ。

華恋

うん

華恋

蒼くんって、仲いい友達いないの?

今はいねぇ。

華恋

いつも1人だもんね!

おう。

華恋

良かったね?私みたいな彼女ができて。笑

は?まぁ、。

華恋

え?

なんだよ。

華恋

いや。

華恋

あのさ、今度。バレンタインだから放課後待っててくれる?

言っとくけど、おれ、甘いの好きじゃないから。

華恋

そうなの?

なんかいけないのか?

華恋

ううん。なんでも。

華恋

カップケーキくらいなら食べられる?

知らねぇ。

華恋

何よそれ。

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