それは、突然の事だった。
華恋
(まさか、こんなにカッコイイ人が彼氏とは!)
そう、私は思うのも今だけだった。
蒼
お前は俺のペットになれ!
華恋
は?蒼くんのペットになるの?
蒼
お前はただの子犬。大人しくしとけ。
華恋
なんですって?怒
蒼
そう、怒んな。早くジュース買ってこい!
華恋
もう。仕方ないわね。
今は最悪な彼氏だ。
華恋
はい、どうぞ。
蒼
遅い、飼い主に何分待たせる気だ?
華恋
まだ、5分しかたってないじゃん!
蒼
犬ならふつう、1分で行くだろ?
華恋
まず、犬だったら頼まないでしょう?
蒼
お前が犬だ。
華恋
は?
蒼
もういい。早く帰るぞ。
華恋
うん
華恋
蒼くんって、仲いい友達いないの?
蒼
今はいねぇ。
華恋
いつも1人だもんね!
蒼
おう。
華恋
良かったね?私みたいな彼女ができて。笑
蒼
は?まぁ、。
華恋
え?
蒼
なんだよ。
華恋
いや。
華恋
あのさ、今度。バレンタインだから放課後待っててくれる?
蒼
言っとくけど、おれ、甘いの好きじゃないから。
華恋
そうなの?
蒼
なんかいけないのか?
華恋
ううん。なんでも。
華恋
カップケーキくらいなら食べられる?
蒼
知らねぇ。
華恋
何よそれ。