一歌
コンコンコン
一歌
失礼します
咲希
…だれ?
咲希
あまり今は人と会いたくないんだけど
志歩
(門番が言ってたとおり、)
一歌
一歌です
咲希
えっ、!?
咲希
てことはっ、?
一歌
はい、!
一歌
お兄様を連れて帰ってまいりました
司
…(緊張する)
咲希
(ドアを開ける)
咲希
お兄ちゃん!!!
司
さ、咲希!
咲希
ねぇどうして居なくなっちゃったの!?
咲希
すごく寂しかった!
咲希
もう居なくならないでね?
咲希
絶対離さない、もう、!
司
いや、そのだな、、
志歩
咲希お嬢様
咲希
?どうしたの?
志歩
実は、
志歩
(説明中)
咲希
えっ
咲希
そんな、
咲希
お兄ちゃん私のこと覚えてないの、?
咲希
どうして?
咲希
なんで?
咲希
なんで?なんで?
咲希
やだっ(泣)
咲希
思い出してよ!(泣)
司
すまない、咲希、
咲希
わかんないの、?
司
ああ、でも、
司
(咲希に抱きつく)
司
この感触は、何故か懐かしい気がする…!
咲希
お兄ちゃん、、
咲希
うわぁ〜ん!
咲希
お兄ちゃんにまた会えた!
咲希
凄い嬉しいよぉ〜!
司
咲希、
司
俺もなにか思い出すかもしれない、
司
だから今日は
司
沢山思い出話をしないか?
咲希
!
咲希
もちろん!夜が明けるまでい〜っぱい!話そう!
一歌
私たちはこれで〜
志歩
久しぶりに戻ってきたのでちょっと〜
一歌
色んなところ行ってきます〜
咲希
それで私が!ーーー!!!
司
ーーーー?ーーー!?
司
ーーー!!!
咲希
ーーーー?ーーーー?ーーーーー!!!
咲希
ウトウト
司
咲希、眠いか?
咲希
ちょっとね、でも、まだ話した、りな、い、
咲希
ス-ス-
司
咲希?
司
寝たか、、
司
(持ち上げる)
司
(ベットに下ろす)
司
おやすみ、咲希
冬弥
司さん
司
とうや?
司
ということはここは夢か、
司
俺の記憶を消したのもお前か?
冬弥
違います、俺は記憶なんて消してません。
司
は、?
司
冬弥じゃないのか?じゃあ、誰が、
冬弥
正直に言うと、司さんが記憶を失った理由も
冬弥
消した人も知っています
司
そうなのか?
司
なら教えてっ
冬弥
それはダメです、
冬弥
記憶を消した意味がなくなってしまいます、
冬弥
思い出すなら、自力で、
冬弥
ただ1つヒントをあげると
冬弥
あなたはきっとその人のことが大嫌いです
司
???どういうことだ、
冬弥
ほら、そろそろ目覚めちゃいますよ
司
ちょっと待てっ!
冬弥
では、また会いましょう?
司
話を聞け!
司
冬弥!!!
司
…また、これか、