テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
物凄い速さでブロックを集めた後は、それぞれのチームに配る
全員にブロックが行き渡ると、己が担当する場所へ向かった
道具を持っていなくて素手なのは流石に困るので、ついでに石の道具も配っておいた
暮らすには家などが必要だが、ワンブロックに関してはそれ所ではない
まず「土地」が無いのだ
土地が無くては……上に何も造る事が出来ない
中央、下、右上、左下へ、四チームがバラけた
〜中央チーム〜
凪
ミスター銀さん
ミスターマネー
凪
凪
ミスターマネー
ミスター銀さん
銀さんは続々とブロックを置いて行く
それを見て慌てて二人もブロックを積み始めた
下手すれば落ちてしまう可能性があるが、生きる為には…やるしかない
凪
凪は独り言を漏らしながらブロックを敷いていく
作業していた銀さんが話しかけて来た
ミスター銀さん
凪
急だったため、凪はつるんと足を滑らせてしまう
銀さんが咄嗟に手を掴み、落下は免れた
凪
凪
ミスター銀さん
ミスター銀さん
ミスターマネー
ミスター銀さん
突っ込んでから銀さんはニカッと凪に向かって笑う
ミスター銀さん
凪
ミスターマネー
空気となって話を聞いていたマネーが手短に話した
ミスターマネー
彼の声に混じって、何が聞こえる
これは…動物の鳴き声?
奥の方を見ると予想通り、ワンブロックと思われる所から十匹以上の動物が小さな地面で引き締め合っていた
ミスターマネー
凪
ミスター銀さん
ミスター銀さん
ミスターマネー
凪
ミスター銀さん
槍を構える凪に、銀さんはすかさず突っ込んだ
〜下チーム〜
紫温
ミスターレッド
紫温
ミスターブラック
チーナ
チーナ
紫温
ミスターブラック
休日のお父さんの様にグースカねるレッドをしゃがんで見て、どうにか起こそうとちょっぴり危険な会話をする紫温とチーナ
そんな二人に若干苦笑混じりのブラック
ブラックは土ブロックを持つと、レッドの周りを囲むように置き始めた
紫温
ミスターブラック
紫温
紫温
チーナ
呟いている間に、ブラックはレッドを土でささっと封印してしまった
チーナは見なかった事にして言った
チーナ
ミスターブラック
紫温
紫温
チーナ
チーナ
三人は静かにブロックを置き始めた
〜左下チーム〜
ミスターブルー
ブルーが後ろにいるうさぎ耳の子…夢羽に聞いた
夢羽
ミスターバナナ
夢羽
夢羽が体を震わせる
ウィザー、マイクラ界における召喚系のボスモンスターだ。 流石に……初っ端からボスは出ないと信じたい
ミスターブルー
ミスターバナナ
夢羽
ミスターバナナ
ミスターブルー
夢羽
夢羽
ミスターブルー
ミスターブルー
ミスターバナナ
さっき言霊がどうとか喋っていたとは思えなかった
なぜなら、一瞬で真剣な空気が立ち込めたからだ
三人はブロックを手に取ると、まるで田植えのように設置していく
時に、夢羽が鞭を使ってブロックを二人の方に届ける姿もあった
〜右上チーム〜
すまない先生
新幹線のような速さのすまない先生の目の前に、コマの如く回転する…ブーメラン
先生はサッ、と後ろに一回転して避けた
すまない先生
ミスター赤ちゃん
ミスター赤ちゃん
新緑
新緑
すまない先生
すまない先生が叫ぶと、「だってここは危ねぇだろ!」と、後ろからくる声と同時に、クルクルとブーメランが戻る
それは、磁石の様に吸い寄せられ、新緑の手がしっかりと握った
新緑
ミスター赤ちゃん
ミスター赤ちゃん
すまない先生
新緑
ミスター赤ちゃん
赤ちゃんがポンポンとブロックを設置する
新緑もやろうと手を伸ばした時、大人の手が重ねられた
すまない先生
すまない先生
新緑
すまない先生
新緑
新緑がもう一度聞こうとしたが、先生の大声でかき消された
すまない先生
瞬き一つの間に、先生は十ブロック置いていた
コメント
2件
フォッッッッッ!ファァァァァァァァァ!←は? もう読んでる時にずっと心がぴょんぴょん飛び跳ねてた!面白すぎて!最高! 銀さんナイスキャッチ!凪が落ちないで済んだよ… 動物パラダイスw超気持ち悪泥人形の次に好きな言葉かもwめっちゃ笑った! ワ、私、バナナとブルーと一緒!?最高!バナナめっちゃ好きなんよー!得意武器の鞭をお話の中に入れてくれて感激ですわ…! いやいやすまない先生、こちらこそよろしくお願いします!(作品の中の夢羽目線)