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愛花梨

哲哉くん…一体どうしちゃったの…?

愛花梨

燐くんに……手を…出すなんて…

愛花梨

哲哉くん……らしくない…のに……

だからっ!!

一体何の話だっつうの!!

探りだあ?

俺は…そんなことしてねえっての!

哲哉?

嘘をつくな

哲哉?

確かにお前の口から聞いた

哲哉?

この身体の持ち主に

哲哉?

事実を吐かせるとな

うるせえ……!

俺はただ…てっちゃんが…

おかしかったから聞いてみただけだ…!

お前の怒りを買った…覚えなんて…!

哲哉?

フン、もういい

哲哉?

知ろうとするなら殺すまでだ

ガシッ

がぁ…!

哲哉?

直ぐには殺さん

哲哉?

少しずつ苦しめてから逝かせてやる

ぐ…ぁ…!

愛花梨

(ど…どうしよう…)

愛花梨

(このままじゃ、哲哉くんが燐くんを…!)

愛花梨

(な…何か止めるもの……)

愛花梨

(キッチン…はダメだ!)

愛花梨

(キッチンは物が多すぎて一度に持ってこれない…!)

愛花梨

(どうしよう…どうしよう…!?)

愛花梨

愛花梨

(…あ!)

数日前

愛花梨

哲哉くん

愛花梨

これも持っていって

哲哉

ああ

哲哉

ありがとう

愛花梨

愛花梨

(あの時渡した清め用の塩!)

愛花梨

(あれならまだ量があれば…!)

バタバタバタ

ガサガサ…

愛花梨

あった…!

愛花梨

あの時、2,3個程買ってたけど

愛花梨

まだ残ってたんだ…!

愛花梨

愛花梨

これくらいあれば…哲哉くんを…!

愛花梨

哲哉?

どうした?

哲哉?

もう足掻かないのか?

うっ…せ…ぇ…!

おま…え…なんか……に…

愛花梨

哲哉くん!!

愛花梨

もう止めて!!

ガツーン!!

哲哉?

ぐっ!?

パッ

ぅあ!?

ドタン!

ハァ…ハァ……

サラサラサラ…

愛花梨

良かったぁ…!

愛花梨

上手くいったぁ……!

愛花梨

!!!

愛花梨

燐くん!!

愛花梨

大丈夫!!?

あ…あぁ……

ありがとうな……愛花梨ちゃん……

愛花梨

………あ!

愛花梨

哲哉くんは!?

気絶…してるみたいだな

大丈夫

脈も異常なく打ってる

愛花梨

はあーー……

愛花梨

助けれて良かったぁ…!

ってあれ?

愛花梨ちゃん…泣いてる?

愛花梨

ううぅ…ぐすっ

愛花梨

だ…だって、だってぇ…

愛花梨

燐くんと…哲哉くんに……

愛花梨

2度と会えないんじゃないかって…

愛花梨

不安だったからぁ…

愛花梨

心配だったんだからぁ…!!

あーあーあー!!

本当に悪かったって!

と、とりあえず

てっちゃんを一緒にベッドに運ぼ?

な?

愛花梨

ううー…ぐす

愛花梨

分かったよぉ……

寝室

ガチャッ

愛花梨ちゃん

ちょっと落ち着いた?

愛花梨

愛花梨

…うん

ホットココア淹れたから

ゆっくり飲んでな

愛花梨

ありがとう…

愛花梨

でも…燐くんは飲まないの?

俺?

俺はまだ良いかな

喉渇いてねえし

愛花梨

そうなんだ…

………

ところでさ

よく未開封の塩の袋で殴る

っていう発想が出てきたな?

俺なら思いつかねーよ

愛花梨

うん

愛花梨

本当は塩水を頭から掛けた方が良いかなって

愛花梨

思ってたんだけど

もしかして…

てっちゃんが溺れるから止めたとか?

愛花梨

それもあるんだけど

愛花梨

準備中に燐くんが殺されるって感づいて

愛花梨

作らなかったんだ

愛花梨

(本当はただそれ所じゃなかったんだけどね…)

そうだったんだな…

お前、優しいじゃん

愛花梨

エヘヘ…

愛花梨

ありがとう

数分後

哲哉

哲哉

ん…んぅ…

お?

てっちゃん、気が付いたか

愛花梨

良かった…

愛花梨

連絡が来なかったから心配してたんだよ…!

愛花梨

大丈夫かなって…!

哲哉

哲哉

愛花梨…?

哲哉

何でここに…?

俺が呼んだんだよ

今日来ないかって

愛花梨

うん

愛花梨

連絡も無しだったから

愛花梨

不安で堪らなくって…

哲哉

そうか…

哲哉

愛花梨…すまなかった

愛花梨

いいよ

愛花梨

哲哉くんと燐くんが無事だったのが

愛花梨

何よりだもん

To Be Continued…

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