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夜星ネルル@首痛い…
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コメント
2件
初コメ失礼します🤚 会話劇が好きなので、とても読みやすくて楽しかったです。 続き楽しみにしてます😊
うわー、この第2話、めっちゃ面白かったです!小百合さんの「純粋さ」がチャラ男の翔吾くんを完全にノックアウトしてるのが最高でした。敬語でキラキラした笑顔を向けられるだけで、あんなにタジタジになるんだなあ…。あの「マックのポテトが大好き」って言うシーン、めっちゃ可愛くて思わずニヤけました。美郷ちゃんの佐藤くんへの片思いも気になるし、この先どう転ぶのか楽しみです!
EKUBO
EKUBO
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翔吾
昼休み。 お弁当を食べ終えたばかりの私たちの席に、軽薄な声が降ってきた。
声の主は、谷口翔吾。明るめのセンター分けにピアス、着崩した制服。
クラスの中心でいつも女子に囲まれている、絵に描いたような陽キャのチャラ男だ。
美郷
私は丸メガネの奥で警戒の目を光らせた。
私の隣では、金髪ショートのひなのが「また始まったよ」と呆れ顔でコーラを飲んでいる。
普通の女子なら「えー、どこ行くの?」なんてノリ良く返すところだけど、翔吾くんが声をかけた相手は、このクラスで最もお淑やかで気品あふれる見た目の少女だった。
小百合
ハーフアップの黒髪を上品に揺らし、宮水小百合は100点満点の純粋な笑顔を翔吾くんに向けた。
その見た目はどう見ても育ちの良さそうな「お嬢様」で、口から出る言葉も、丁寧だけど親しみやすい可愛い敬語だった。
翔吾
見た目の気品と、お堅すぎない絶妙なマイルド敬語のプレッシャーに、翔吾くんの余裕たっぷりだった笑みが少しだけ引きつる。
小百合
翔吾
『お出かけ(谷口くんと)』という言葉を、小百合は何の裏の意図もなく、すっごく嬉しそうにストレートに口にした。
その瞬間、翔吾くんの顔がピキッとフリーズした。
いつもなら「そうそう!お出かけ、お出かけ(デート)!」って軽く返せるはずなのに、小百合の曇りなき眼で真っ直ぐに見つめられると、
急に自分がすごく不誠実な男に思えてきて、気恥ずかしさが爆発したらしい。
小百合
小百合
翔吾
小百合
小百合は目をキラキラと輝かせて、翔吾くんを真っ直ぐに見つめている。
そこにはチャラ男をからかおうという意図も、計算も、1ミリすら存在しない。
中身はただの普通の女の子だから、誘ってもらえて純粋にワクワクしているだけだ。
小百合
至近距離で、見たこともないほど綺麗な笑顔と可愛い敬語を向けられた翔吾くんは、ついに限界を迎えた。
耳の後ろまで真っ赤になり、あわあわと両手を振り回す。
翔吾
いつも女子を口説き落としているはずのチャラ男が、敬語の美少女に完全にタジタジになって自分の席へとダッシュで逃げ帰っていった。
その背中は、余裕のカケラもない、ただの初心(うぶ)な男の子のそれだった。
小百合
小百合は、逃げていく彼の背中を小さく笑いながら、ぽつりと言った。
ひなの
ひなのが呆れ果てた声で私を突く。
美郷
私は自分の丸メガネを押し上げながら、教室の隅の席を盗み見た。
そこでは、佐藤彗くんがいつも通り真面目にノートを開き、私たちの騒ぎに目もくれずシャープペンシルを動かしている。
美郷
『カーストの隅っこ』で、見た目とお互いのペースが違いすぎる秘密の恋の歯車が、また一つ音を立てて回り始めていた。
つづく
EKUBO
EKUBO
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EKUBO
EKUBO
EKUBO
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