むかしむかし、あるところに、ひとりのしょうじょがいました。
そのしょうじょは、だいめがみさまにあたえられた、ふしぎなちからをもっていました。
だいめがみさまに、うまれてくるまえに、
あなたのちからはとてもきけんだから、じぶんがあぶないときしかつかってはいけないよ。
そういわれました。
しょうじょは、あるひ、いいつけをやぶって、ふしぎなちからをつかってつくりだしてしまいてしまいました。
しぶんとおなじようにふしぎなちからをもったにんげんたちを。
しょうじょは、ひとりひとりになまえとしょうちょうをあたえました。
ひとりめのなまえはももみ、そうちょうはももいろのしきよく。
ふたりめのなまえはあかな、そうちょうはあかいろのしっと。
さんにんめのなまえはみずか、そうちょうはみどりいろのたいだ。
よにんめのなまえはだいだい、そうちょうはだいだいいろのごうまん。
ななにんめのなまえはくろた、そうちょうはくろいろのふんど。
ごにんめのなまえははいか、そうちょうははいいろのぼうしょく。
ろくにんめのなまえはむらみ、そうちょうはむらさきのごうよく。
そうするとしょうじょはだいめがみさまにいいつけをやぶりちからをつかったことがばれ、
しんでしまいましたとさ。
???
ねえねえ、このあとはどうなったの?
???
う〜ん、どうだろうね?
???
誰も知らない、神の領域だよ。
???
かみのりょーいき?
???
あはは、ごめんごめん。琥珀にはまだ早かったね。
???
こはく、もーおとなだもん!
???
あはは、そうだね。
???
さ、もう寝ようか。
???
うん!ひすいおねえちゃん!