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(左右特に無し)
※attention※
nmmn 捏造 不穏め ご本人様関係なし 地雷の方は閲覧非推奨
ローレン
湊
ローレンが、目を覚ました。
湊
俺の質問にローレンはコクコクと頷く。
湊
声が少し掠れると、さっきよりも多くの涙が溢れ出た。
湊
嗚咽を漏らしながら、手を握りしめる。
ローレン
微笑みながらローレンが手を握り返してくる。
ローレンの目にも涙が溜まっているのが見えた。
もう動かないかもと思われていた彼が動いている。
もう喋れないかもと思われていた彼が喋っている。
もう笑わないかもと思われていた彼が笑っている。
目の前の彼が、今、俺の手をしっかりと握っている。
湊
ローレン
ローレンが目を覚ましてから1週間、彼はもう体を起こしてベッドの上で元気に動き、喋り、笑っていた。
湊
ローレン
顔の前で手を合わせて上目遣いで俺を見てくる。
1週間前まで昏睡状態だったとは思えないほどの元気さだ。
湊
ローレン
ローレンはまだ歩くことはできない。
医者はリハビリをしっかりをすれば元通りになれる可能性があると言っていた。
正直、まだ怖い、。
リハビリをしても、ローレンが歩けなかったら、前みたいに警備隊として活躍できなくなったら、
これも、俺のせい、、。
服などの荷物を整理していた手が止まる。
ローレン
下を向きながら静止していたが、ローレンの声でハッとした。
湊
ローレン
思わず、ローレンに謝ってしまった。
ローレン
ローレンは理解ができないという顔で俺に聞いてくる。
湊
湊
ローレンの顔を見れなくなり、俯く。
ローレン
思いもよらぬ一言に顔を上げる。
ぐいっと服を引っ張られた。
ローレン
ローレン
ローレン
ローレン
ローレンは俺に少し悲しそうな笑顔話す。
やだ、そんな顔しないで。
ローレン
たしかに、事件からはご飯を食べる気にならず、2日に1食程度だったためだいぶ痩せていた。
ローレン
ローレン
ローレン
ローレンの言葉の矛先は、全てローレンの方を向いている。
もう、聞きたくない。
ローレン
ぐいっ
ローレン
言いかけたローレンの顎を引いて、口づけをする。
湊
目からポロポロと涙がこぼれ落ちる。
ローレン
驚いた表情をさせてしまう。
湊
湊
うまく言葉が出てこない。
湊
一瞬、怒った表情をしたローレンが口を開く。
ローレン
ローレンのひと言に何も言えない。
ローレン
ローレン
ローレンの声が少し震えている。
ローレン
あーもう、何やってんだ俺。
泣かせてしまった。こんな、こんなつもりじゃなかったのに…。
湊
ローレンを抱きしめる。
お互い泣きながら強く抱きしめ合う。
湊
ローレン
西日が強くなってくる、夕方の温かさが俺たちを包んでくれていた。
3ヶ月後
ローレン
湊
ローレン
ローレンはあれからリハビリを頑張り、歩けるようになった。
なんなら、少し走れるくらいだ。
きっと、痛くて辛いリハビリだったはず。
それを手を抜かずにしっかり向き合い、ここまで回復して退院できるのはすごいことだと医者も言っていた。
湊
ローレン
湊
元気に笑いながら家の中へと入っていった。
ローレン
ローレン
ローレンはあちこち歩き回り、いろんなものを懐かしそうに見る。
湊
持っていた荷物を床に下ろしていく。
ずっと1人だったこの空間に、彼の姿が戻ってきた。
懐かしい、、前までは見慣れた光景だったのに。
湊
声をかけると、こちらを振り向く。
そして俺は手を広げて彼を迎い入れる
すると、彼は微笑んで俺に飛び込んだ。
湊
ローレン
俺よりも少し背の高い彼と抱きしめ合う。
お互いに痩せ細っていた体はもう元通りになった。
温かい。全身で彼の体温を感じる。
顔を少し上げるとエメラルドグリーンの瞳と目が合った。
互いに惹かれ合い、顔を近づける。
そして、優しい口づけをした。
彼と2人きり。聞こえるのは、俺とローレンの音だけ。
心臓の音がうるさいくらいに響く。
2人の空間で再び、動いて、喋って、食べて、笑って、触れて、見つめ合って、愛しあう。
この上ない幸せ。
俺が望んでいたのはこれだけ。
ローレンがいない世界で俺が生きる意味などない。
互いの体温を感じ、口づけをし、体を重ね、さらに愛を育む。
また、こんな日常が戻ってくる。
いつも彼が目に映る生活。
常に彼の声を聞ける生活。
彼と馬鹿なことをして笑い合う生活。
彼の隣で生きる、俺の人生。
こんな幸せがずっと、ずっっと、続けば、、、。
コメント
2件
題名から好きすぎましたね(調べました)、センスがっ…もう素晴らしい…✨ リハビリ一生懸命頑張るってところがlrさんらしい…笑 この作品ってまだ続きます、よね…?(願望)なんだか最後の不破の言葉だけのシーンが不穏に思えてきて…()